生後10か月の頃、息子の歯の上下２本が一気に生えてきました。最近はそれが歯がゆいのか、面白いのか、頻りに歯ぎしりをしています。遊んでいる時、寝かしつけの時、お風呂の時…。
それはそれで微笑ましいのですが、私はこの「音」が苦手なので、どうにも辛いのです。我慢はする。我慢はするが、顔は引きつっている…。ん？この顔が面白いって？そうかそれでいっぱいやってるんだな…。
音が辛い
歯ぎしりをはじめ、食器をスプーンなどでこする音、黒板を爪でひっかく音など、想像するだけで（今この文字を書いてるだけで）拒否症状が出てきてしまうぐらい、ダメなんです。
これは分かる人にしか分からないのでしょうが、どうにも我慢できないんですよね。体の芯が痒くなるというか。痛みを我慢するならある程度は耐えられるのですが、この音に関しては耐えたくありません。すぐにその場から逃げ出してしまいたくなる。
対策
そうはいっても、子どもの相手をしている時には逃げるわけにはいきませんし、怒ることなど論外です。
では、どうするか。歯ぎしりは歯と歯がこすれてあの不快な音が出るわけですから、その間に何かを挟めばいいわけです。歯固めのおもちゃなどを。
しかし、「あの音」を聴いている時は私の理性も正常にはならないようで、何故か息子に誘われるがまま手を差し出し、噛ませるように促すという、通常では考えられない行動をしてしまいます。
手を噛ませるのは楽か？
お目汚し失礼いたします。歯型が付くし、赤くなるほど噛まれます。。
それが楽かと問われれば、全然楽じゃなく、恐ろしく痛いです。最初は甘噛み程度だったのですが、齧った後引きちぎるようにしてくるのです。これはもう悶絶もの…。
そしてこの痛みで我に返り、歯固めのおもちゃを渡して、事なきを得ることになります。さっきまで一体何をしていたのだ！？という思いと共に。
催眠術？
もしかしたら、息子は歯ぎしりで父である私を操っているのかもしれません。歯ぎしりの音で私に催眠術をかけ、手を献上させているのでしょう。そのうち肉ごと持っていかれるのかしら…。もしかして何かの儀式の練習なの？
このまま息子の為すがままにさせておけば、日常生活に差し支えが出ることになるので、催眠術を破る耳栓などで対応したいところですが、その耳栓すら破ってくるのかもしれませんよね。我が息子侮り難し！
おわりに
以上、昨日お話した件のもう一つの手の末路に関するお話でございました。昨日は天国、本日は地獄。当然ながら前者の方が嬉しいのですが、後者の方が多い気がします。
どうにかこの類の音を克服する手段はないものなのでしょうか？ちなみに妻はまったく問題がないので、私が辛そうな顔をしていても首を傾げるばかりです。そして妻も時折私の苦手な音を食器などで出してくるのも厄介なところでございます…。
