子どもが生まれたときの話(1)

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こんにちは、トニーです。

 

男性にとって、「子どもが生まれる」というのはどんな感じでしょうか?楽しみだったり、不安だったり、よくわからなかったり、そんな感情が入り混じっているものなんじゃないかな?と思ってます。

 

私の場合、以下のような比率でした。

楽しみ不安:わからない

:3

つまり、不安でいっぱいということですね(笑)

 

陣痛が来たらどうすればいいのか、妻が苦しんでいるところを支えることができるだろうか、産まれた我が子をかわいいと思えるだろうか、なにかあったら適切な行動がとれるだろうか、などなど。

 

調べてみたり、シミュレーションしたりはするものの、なんとなく、どうすればいいかというマニュアル的な部分はわかるものの、自分ができるだろうかという本質的な部分が分からなくて、そういった意味で不安でした。

 

本日は、そんな私に、ついに子どもが生まれたときのお話です。

 

 

出産予定について

私たちの子どもの出産予定は2月下旬でした。しかし、1月の定期検診で「子宮口が少し開いている」と告げられ、出産が予定より早まる可能性を指摘されました。

 

通常、臨月になると、子どもが出てきやすいように、よく歩くことを奨励されるらしいのですが、妻の場合は逆で、「あまり長い距離を歩かないように」気を付けるように指導されました。

 

2500g未満だと未熟児になってしまう

というのも、子どもの体重の伸び(成長曲線)が出産予定日ごろに漸く2500gを超えるぐらいのラインを描いており、早く出産に至ると、未熟児(低体重児)として生まれる可能性があったからです。

※体重が2500g未満で生まれると、未熟児に分類される

 

まあ、2500gを超えてたとしても、内蔵機能が正常に発達していない子もいるらしいし、私たちの子供の場合は内蔵機能が正常に育っているようでしたので、大丈夫だろうと。

 

なので、単なるカテゴライズとしか思っていなかったのですが、低体重児として生まれるとその後の疾病リスクが高いとか言われると、ちょっと心配になるのも事実でして。

 

とは思いつつも、妻を不安にさせるのが一番よくないので、「そういうこともあるんだろうけど、我が子の場合は体重が軽いだけでちゃんと育ってるし、心配ないよ。」

 

と、妻をしっかりと元気づけるように意識しました。また、早く生まれることを想定して、準備だけはしっかりしておこうと思ったのでした。

 

順調に時は過ぎる

早く生まれそう。というのは具体的にどのぐらい早いんだろうな?と思っている間に2月になり、「これは予定日間近まで持ちそうかな?」と思うようになりました。

 

人によっては子宮口が開いていると分かった翌日ぐらいにはお産になったり、はたまた予定日過ぎても出てこなかったりするらしく、やはりこれも人によってまちまちなんだろうし、妻の場合も持つかな?と、楽観的になっておりました。

 

1月末の検診では、子どもの体重が想定よりも多めに増えており、成長を心配していた妻も大分安心したようでした。

 

仕事の状況

私の仕事の方も予定通り着々と引継ぎが進み、急な出産になっても、休みをもらって立ち会える余裕ができていました。まさに順風満帆です

 

謎の咳が出る

都内に雪が降った日。私はいつも通り地下鉄分を二駅歩いて出社していたのですが、出社してしばらくして変な咳がでるようになりました。喉の奥に何かが引っかかっているような感じです。

 

寒い中、無理して歩く必要なかったかなー。と反省しつつ、熱を測ったところ平熱だったので、マスクをしてその日の業務をこなし、帰宅。その日は医療用のど飴を舐めてマスクをして寝ました。

 

週末を寝て過ごす

 

翌朝も熱はないものの、咳と喉の違和感があったため、土曜日でお休みでしたし、大事をとって寝ていることにしました。昼間に空腹を覚えて起きて熱を測ったところ、朝より5分ほど高くなっていたので、引き続き寝ることに。

 

その日は熱がそのまま上りも下がりもせず、只管布団に横になっていました。

 

さらに翌朝、熱を測ってみるとまた5分ほど熱が上がっていました。これはおかしいなとおもいつつ、熱以外の症状がないのでまた横になることに。

 

この日は日曜日で仕事がお休みだったので、2連休をつぶしてしまって勿体ないなと思いつつ、臨月で大変な妻に、家事やら買い物やら任せてしまって、申し訳ないと思う気持ちでいっぱいでした。

 

そのせいで、2時間おきに起きたり、枕が固く感じて眠れなかったりするのかなとも思っていたのですが。。(寝すぎかな?とも思っていましたが)

 

熱が下がらず、病院へ

さらに翌日の月曜日。朝熱を測るとまた熱が5分ほど上がっており、体温が38℃に突入していました

 

「これはまずいな。」と思い、近所の病院へ行くことにしました。その日は仕事でしたので、メンバに事情説明と作業指示メールを出し、病院へ。

 

病院に着くと、待合室に座れないほど人がいました。そう、この時期はインフルエンザのピークだったのです。うつされるといやだなあと思いながら、待つこと2時間。漸く呼ばれて病状を説明します。

 

インフルエンザの予防接種はしていたが

インフルエンザの予防接種は12月にしていたし、病状から考えてもインフルエンザではないと思っていたのですが、念のため、判定検査をすることになりました

 

鼻の奥を細い綿棒でぐりぐりやられて、痛さで涙目になりながら堪えます。もっといい検査、ないのかなぁと思っていると検査は終わり、待合室へ。

 

判定結果は…

待合室に戻って10分ぐらい経ち、待合室から隔離されたように案内され、待つこと30分。なんだか嫌な予感がしてきた頃に診察室に案内されました。結果は案の定…

 

陽性(インフルエンザA型)でした。

 

本当に驚きました。そして、これからどうしたらいいのか。。高熱だったこともあり、物凄く暗澹たる気持ちになったのを覚えています。(つづく)

 

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