育児休業中の夫婦の家事役割分担と一日のスケジュールの話。育児休業1か月目。

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既に育児休業2か月目も半ばに入ってますが、1か月目の振り返りをしてみようと思います。

 

2月下旬に息子がNICUから退院してから、育休に入るまでの1週間と少しの期間は、朝から晩まで馬車馬のように働く必要があったので、殆ど妻任せでした。

 

私がやっていたことといえば、帰宅後に抱っこして泣き止ませることぐらいです。誰もが仰る「自分の子どもはかわいい」ということを実感しておりました。

 

育児休業に入ってすぐの頃は、「役所の手続きと病院に入院費の清算に行く。妻の好物を買ってくる。来客(父母)の対応をする。」といった、非定常業務に追われまして、漸く育児休業2週目に平常業務が始まりました。

 

本日はこの、育休1か月目の平常業務についてお話します。

 

 

家事の役割分担について

あまりこの「役割分担」という言葉が好きではないのですが、便宜上使用します。

 

というのも、出産前から我が家の家事のポリシーは、「できるときにできる方がやればいい」というスタンスでしたので、役割があるの?分担するもんなの?と思ってしまうんですよね。

 

だから、妻の出産後、特に取り決めや引継ぎはありませんでした。現在は家事の殆どを私が担っていてます。お互い特に文句もございません。

 

家事の殆どを私が担っている理由は二つございます。

 

出産後は大けがしているも同然

1つ目は、出産後の女性は大怪我してるも同然だからです。

 

出産では体の一部が裂けますし、大量に出血します。妻の場合、NICU通いも重なり、疲労困憊です。妻にはしっかり身体の回復に努めてもらいたいので、昼間、子どもが眠っている時にしっかりお昼寝をして休んでもらっています。

 

時には気分転換のお出かけやお買い物もしてもらってOKです。(近場ですが)

 

授乳は宿命 

2つ目は、妻が授乳を宿命付けられているからです。

 

子どもは昼夜問わず2、3時間おきに起きるので、その度に妻は授乳する必要があります。おなかすいたー!って泣き喚きますので。

 

妻を寝かせてあげて、粉ミルクをあげればいいじゃないか。と思う人もいるかもしれませんが、 妻はそれなりに母乳が出るので、授乳から3時間ぐらい経つと胸が張ってくるそうなのです。

 

そのまま放置すると乳腺炎になり、最悪の場合、入院することになってしまうため、母乳を飲ませるなり、搾乳するなりして母乳を出さないといけないのです。

 

ゆえに、重病人にもかかわらず、過酷な労働を強いられているに等しく、健康体の私がそれ以外の点でサポートしなくてはいけません。

 

夜は申し訳ないが、寝かせてもらう

というわけで、夜は申し訳ないながら寝かせてもらって、(といっても、泣き声で目は覚めてしまうのですが。)その代わり、昼間の家事は一任してもらうという夫婦協定が結ばれました。(もちろん、つらい時は夜中起こしてもらってかまわないという条項もあります)

 

あんまり参考にならない話かもしれませんが、そうなっている以上、ありのままをお伝えした方がいいかと思いまして。。

 

ごみ箱のごみ袋をセットしない問題

少し話は逸れますが、最近見た夫婦の家事役割分担の記事で、ごみ捨ての認識が夫婦で違う」からそこで軋轢が生じるという内容のものがあって、お互いの「ごみ捨て」という家事の定義は

 

夫側:ごみ箱からごみを集めて捨てるまで 

妻側:ごみ箱からごみを集めて、ごみ袋をセットして捨てるまで

 

というような違いがあるみたいな話でした。

 

私も夫側の認識で作業してまして、妻に不満があったか問うたところ、ないと即答。

「ごみを捨てるときに、ごみ袋がないことに気づいたら、近くにごみ袋入れがあるからセットするし、あなたもそうしてるでしょう?」

とのことでした。(問題にする家庭はごみ袋とごみ箱の導線が悪いのかもしれない)

 

我が家は私の家事が完璧なわけではなく、妻の寛大さで成り立っているようです。

 

他にもシャンプーや洗剤とかの詰め替えとか、トイレットペーパーの交換とか似たような問題が取り上げられていました。これに関して我が家では、

 

気づいた方がやるし、相手がどうだとか露程も思わない。そして相手がやってくれたことに気づいたら、小さいことでもありがとうと感謝の気持ちを伝える。

 

改めて考えてみたら、こんな風に整理できました。

 

これが特に決めたわけでもなく子どもの生まれる前から、自然にできていて、それが産後お互いにイライラしたり、怒ったりしない理由なのかなと、急にしっくりきました。

 

平常業務スケジュール

横道に逸れ過ぎてしまいました。元にもどって平常業務のスケジュールを。表にすると、以下のようなスケジュールです。

 

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子どもは寝るまでにぐずるときもあれば、すぐに起きてしまうときもあるため、基本的にはこのように進みませので、だいたいのざっくりとしたスケジュールです。

 

おむつ替え

おむつ替えはその時その時で近くにいる方が主担当になり、主担当でないほうは、おむつ袋やおしりふきなどを主担当に渡したり、ウンチがおむつから漏れちゃったときに着替えやタオルなどを用意したりします。

 

授乳

授乳は妻の母乳で足りない時は、私が粉ミルクを溶き、授乳します。妻の授乳中は妻用の飲み物やおやつを用意しておきます。いい母乳を出すためにはしっかり水分と栄養を摂るのが一番ですからね。

 

寝かしつけ

授乳後の寝かしつけは、専ら私の役目です。基本的に食事は夫婦揃って食べるようにしているのですが、ここで子どもがずっと眠らずぐずっていることもあり、仕方なく食事を妻に先に食べてもらい、その間ずっと寝かしつけることもありました。

 

(これで大分体幹が鍛えられたような気がします。最初は腹筋が崩壊しました。。)

 

食事・準備

食事は基本的に煮物とか、汁物とか、温めれば食べられる系を作っています。

 

専業主夫デビューを記念してSTAUBのココットを買ったんですが、便利です! 

 

焼いたり炒めたりするものだと、完成したときに泣かれてしまうと食べられず、美味しくなくなっちゃいますからね。温めなおしたとしても。お米は基本的に炊いたら冷凍→食べるときに解凍です。朝食は近所のベーカリーで買っています。この話はまたの機会に詳しくお話します。

 

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洗濯・買い物・掃除

独身の一人暮らし時代から結婚してからもやっているので、苦になりません。

 

洗濯

洗濯物がそんなに出ないので、基本的には2日に1回なのですが、子どもが吐き戻したり、シーツを汚したりするときはその都度洗っています。

 

買い物

買い物は何かを作ろうと思って買いにいくわけではなく、その時々の安い食材を買っています。そこから組み合わせを考えて調理します。醤油や油などの調味料はAmazonなどのECで買います。

 

掃除

掃除は一気にやるのではなく、曜日ごとにやる場所を決めています。集中させてしまうと疲れてしまうし、子どもが泣くと中断することになるので。

 

その他

合間合間で私は時間が作れたので、本を読んだり、ブログを書いたりできましたが、子どもがいない時にしていた夫婦の主な過ごし方であった、テレビ鑑賞やゲームもできませんでしたし、生活ががらっと変わりました。

 

2か月目に入った今は…

現在は少しづつ妻が回復してきたので、昼寝の回数も減って、昼間から子どもの帽子を作ったり、一緒にテレビやゲームをしたり、一緒に子どものお散歩に行ったり、たまに料理をしたりする余裕も出てきています。

 

2か月目のお話は、3か月目に入ったところでまとめようと思っています。

 

育休2か月目の話はこちら 

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