先日、楽天カードのポイントが貯まるお店で楽天カードを出したときのことです。店員のおじさんが怪訝そうな顔をして、私が何かに気づくのを待っている態度をとっていました。ああ、これは…。と思い至って、
「楽天カードでポイント貯まるんですよね?」
と問いかけると、「楽天カード!?ああそうか!」と慌てて、ポイント付与処理をしてくれました。
私の使っている楽天カードって、楽天っぽくないんですよね。だから気づかれなかったんでしょうけど、ちゃんと楽天マークがあるので確認して欲しいところです。
私の楽天カード。カード上部に楽天マークがある。FCバルセロナのファンではないが、話のネタになると思ってこのデザインにした。Edy機能も付いているので意外と便利。
他のカードでも
Tポイントが貯まるお店でYahoo!カード(Tポイント機能がついている)を提示しても同じ対応を取られることがあります。Y!の文字が大きく目に入ってしまうので、違うカードと認識してしまうのでしょうか?
提示してるのに、嫌味っぽく「"Tポイントカード"はお持ちでしょうか?」と言われたこともあります。「いや、だからこれなんですけど。」と申し上げると怪訝そうな顔で確認されて、漸く気づいてもらえました。
私のYahoo!カード 。カード左上にTマークがある。Tポイントはいろんなところで貯まるのがいいですね。
なぜ勘違いするのか?
出すカードを間違える人が一定以上いるからだと思います。私も学生時代、スーパーでレジのバイトをしていたときに経験があるのですが、間違える人ってそれなりにいるんですよね。(明らかに色が違うカードとか、形が違うものとかを出してくる。)
その時は「こちらは〇〇のカードのようですよ。当店のカードは〇色なんですが、お持ちですか?」みたいなことを言うと、お客さんが「あら、間違えちゃったね!」と照れて、慌ててカードを探すのを笑顔で「急がなくても大丈夫ですよ」と返す、ハートウォーミングなショートストーリーを演じていた記憶があります。
今回の私の場合も「こいつは間違ったカードを出しているな。」と認識され、店員は私自身が間違いに気づくのを待っていたのだと思います。
人は「これはこういうものだ」と結論付けると、違うものに対して認識を改めることが難しくなるようです。例えば今回、それと認識してくれなかった楽天カードも、楽天がFCバルセロナのスポンサーになる前までは存在しなかったデザインです。純粋なTポイントカードはカード全面がTポイントマークになっているカードです。
妻所有の「純粋な」Tポイントカード。
ゆえに、見た瞬間に自分の認識辞書には該当するものがないため、「これは違うものだ」と判定されてしまったのでしょう。
若い店員には少ない
これまでの経験からすると、勘違いされる店員はある程度年齢を重ねた人が多いです。若い店員は、しっかりと確認して「それ」と判断してくれます。
やはり年を重ねてくると状況の変化に弱くなるということでしょうか?人生経験が溜まり、それまでの経験に頼ることが多くなるのでしょうか。少し大げさですが、新しいことへの反応が鈍くなり、下手をすると、新しいことに対応できなくなってきてしまうのかもしれません。
年下を甘く見ている?
客が年下だと甘く見る傾向もあるのかもしれません。私は小柄なので年齢を重ねた店員からはなんとなく「甘く見られてるな」と思うことも多いです(気のせいかもしれませんが)。
「いらっしゃいませ」すら言わなかったり、レシートも片手でぽいと投げるように渡されたり。単純に店員としての資質がないのかもしれませんが。。
まとめ
勿論、店員すべてが今回のような態度をとるというわけではありません。今回の例は少数です。ただ、少数とはいえど一定数存在しており、そういった態度をとられると大きく印象に残るため、「またか!」と思ってしまいます。
そのような態度を取られても、私は「毅然とした態度」で立ち向かうので、結果は変わらない(認識されてポイント付与される)のですが、感情的な揺さぶりで心のエネルギーが消費されるのが嫌なんですよね。
こういう態度をされると、「私自身は間違えないように気を付けよう」と、他の事象で凝り固まった認識を改めるいい機会になるので、そういったところだけは、このような経験はいいのかなと思います。