育休中、妻の友人が初めて遊びに来た話。

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子どもが生まれてから5か月、育休に入ってから4か月経ちますが、我が家には親族しか来訪者は現れませんでした。

 

普通なのか普通じゃないのかは分かりませんが、先日、子どもが生まれてから親族以外で初となる来訪者がやってきました。妻の友人(女性)です。

 

 

妻の交友関係

妻は友人が少ない方です。結婚式はそれなりに「友人」を招待していましたが、妻曰く「関係性の問題」とのことで、女性は大変なんだなあと思った次第です。(誘いたいのはAだけだが、Aを誘うとBを誘わないわけにはいかない。という関係があるらしい。)

 

普段もお世辞かどうかは知りませんが、「あなたといるほうが楽」と仰い、滅多に友達と遊びに行くことがありません。

 

結婚してから3年経ちますが、我が家に呼んだ友人も2人のみで、それも相手からの誘いであり、当人は「わざわざ遠くに会いに来なくてもいいのに」と仰っておりました。

 

その2人のうち、一人は絶え間なく話が止まらない人(Aさん)で、もう一人は殆ど話さない(Bさん)という両極端な方々でした。話すも聞くも一方的ですとどちらも気を使いますから、妻は大変そうだなあと思って対応した次第でございます。

 

妻の交遊伝説

余談ですが、妻は小学生の夏休みに「長期休みなのだから誰か誘いに来るだろう」と家で一人でゲームをしていたら、誰にも誘われぬまま夏休みが終わってしまった過去を持っています。「なんで誰も誘いに来ないんだよ!」と憤ったとか。

 

今回の来訪者

今回我が家にいらっしゃった妻の友人は、以前にいらした「殆ど話さない」方(Bさん)でした。出産祝いを頂いていたので感謝の言葉を伝え、私はいつも通り裏方に徹しました。

 

子どもと対面

息子を抱っこして挨拶をしたところ、Bさんは今までに見たことのない表情で喜び、今までに聞いたことのないテンションで子どもに話しかけました。

 

ああ、これが子どもというものか、無垢なるものは様々なものを引き出すのだな

 

と、私は人知れず感動してしまいました。Bさんは以前我が家に来た時に「子どもは苦手」と仰っていたので、息子と対面してどうなるか少々不安であったのです。

 

予定滞在時間を超過

Bさんは1時間程度で辞去する予定だったそうですが、気が付くと3時間程度滞在していました。それも、以前我が家に来た時のように殆ど話さず過ごすことはなく、言葉少なではありますが、私が気を使ったファシリテーションをするまでもなく、話してらっしゃいました。

 

「子どもといると、時間を忘れて話してしまう」と自ら仰っていたのが印象的で、改めて子どもの持つ力は素晴らしいなと思った次第でございます。

 

まとめ

Bさんが帰った後、妻は久しぶりに友人に会うのが不安だったのと、Bさんが子どもと対面するのが不安だったようでしたが、どちらもまったく問題なく、むしろ時間を忘れるほど楽しめたそうでした。

 

子どもって凄いんだな。

 

何も修飾詞をつけることなく、ストレートにそう思った一日でした。いつもより中身もなくひねりのない記事ですが、毒気が抜かれるというか、力が抜けたというか、そんな体験をしてしまい、それは何に集約されるか考えたところ、この一言に尽きるなとしか思えず、この一言を言いたいがために書いたのでした。

 

なんとも不思議。そしてそれが現実。