生後7か月になる息子ですが、ついさっきまでご機嫌だったのに、何かの拍子に大泣きしてしまうことがあります。
どこかに頭をぶつけたとか、挟まって動けなくなったとか、そういった分かりやすい事象なら泣く理由も納得するのですが、なんとも不思議なタイミングで泣くこともあるのが面白いところ。なんとなく「地雷を踏む」という表現がしっくりくるような気がしています。
最近、私はあまり地雷を踏むことはないのですが、面白いことにここのところ毎日のように妻が地雷を踏んでいます。
地雷スイッチ
「地雷」の起動スイッチを踏むと、息子の下唇が突き出て、口が「への字」になります。そこから数秒の内にうまくあやせないと顔を真っ赤にし「わーーーーん、およよ、およよ」という大泣きが作動するのです。
ついさっきまで「えへへ、あはは!」と笑っていても、スイッチを踏んだ途端にこの顔になるので、とても面白いなと思ってしまいます。大泣きした息子のご機嫌を取り戻すのに骨が折れますが、この一連の流れに「可愛さ」を感じてしまうのも事実。
それでは、ここ最近妻が踏んだ地雷についてご紹介していきましょう。
パスタ美味しかった
ランチに私がパスタを作って食器洗いをしていた時のこと。妻が息子に「パパのパスタ美味しかったんだよー!」と言ったところ、息子の地雷スイッチが入りました。
妻「ごめんごめん、君も食べたかったのね!ママだけ食べてずるかったね!ごめんねー!」
君、さっき離乳食たっぷり食べてたからいいじゃないか…と思うのですが。
あなたが亡くなったら…
息子とじゃれ合っていたときのこと。妻が突拍子もなく「あなたが亡くなったら、私一人で子育てできるかな?」などと笑顔で言い放ったとき、息子の地雷スイッチが入りました。
そんな縁起でもないことを言う妻も妻なのですが、「内容分かるんかい!」と息子にツッコミを入れざるを得ませんでした。
妻「ごめんごめん、パパは長生きするからね!大丈夫だからね!」
むち打ちになっちゃうよ
珍しく私が夕食後ヤクルトを飲まずともご機嫌だった日。私が食器洗いをしている時に、妻がヤクルトを飲む真似をして息子の相手をしておりました。
最初のうちは楽しんでやっていたようなのですが、連続で首を上げる動作の辛さに気づいたようで、「ママ、むち打ちになっちゃうかも!」と音を上げたところ、息子の地雷スイッチが入りました。
継続できないことに悲しんだのか、妻がむち打ちになることに対して悲しんだのか…。
妻は「大丈夫だよー!ママはむち打ちにならないよー!」
と言ってあやしておりましたが、泣き止まず。本家本元の私がヤクルトを持って駆け付けてその場をおさめました。食器洗いは必然的にバトンタッチせざるを得ませんでした…残念。
おわりに
ちなみに私は妻の地雷をよく踏みますから(踏んだことに気づいていない時もあり…え?)、大人であれ子どもであれ何が地雷になるか分からないものです。
唯一の違いと言えば、大人だったらなんとか聞いてみれば分かるけど、子どもはさっぱり分からないところでしょうか。
言葉の意味は分からないのでしょうが、声のトーンでなにかしら感じ取っているようにも思われ、なんとも不思議な子ども心の謎は深まるばかりでございます。