新婚当時、浴槽の広さを重視して新居を決めたのは間違っていないと思っている話。

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皆さんは引っ越しをする際、何を重視しますか?通勤時間だったり、家賃だったり、部屋の広さだったり、人によってさまざまだと思います。

 

私は一人暮らしの時から「都市ガス・追い炊き・広い浴槽」を最重要視して部屋を決めてきました。結婚する際に、新居を決めるときに「浴槽が広いところにしよう!」と言った私を見て、唖然とした妻の表情は忘れられません。

 

しかしその後、「あなたの選択は大正解よ!」と褒めてくれた妻の言に嘘はないと思いますし、子どもができた今、改めて「浴槽が広くて良かった」とより強く思っています。

 

 

風呂が好き

私は夏場でもお酒を飲んだ時以外はシャワーで済ますことなく、浴槽に浸かっています。仕事で遅くなっても必ずお風呂に入るようにしていました。一人暮らしの時は休日の朝に「リラックスタイム」と称して風呂に入っていたほどの風呂好きです。特に寒い冬の長湯は最高でした。

 

広い浴槽に感じるメリット

メリットと言うか、広い浴槽のある部屋に住んで良かったと思う点を3つほど挙げていきます。

 

お風呂タイムが幸せ

ゆったり身体を伸ばして入浴できるので、のんびりリラックスできます。狭い風呂で感じるストレスもなく、仕事の疲れも癒されます。しっかりと温まることで、寝つきが良くなる効果も!

 

妻の実家は浴槽が狭かったそうで、広い浴槽のすばらしさを体感したらしく、冒頭の言葉を発するに至ったようでした。産後もゆったりと入浴することができ、育児のストレスや疲れからほんの少しの時間ですが解放され、リフレッシュできているようです。

 

子どもを入れてもゆったり

子どもが生まれてからは子どもとお風呂に入っているのですが、広いこともあってゆったりと二人の時間を過ごすことができます。浸からせることも出すことも楽ですし、ちょっと泳がせる真似をさせて遊ぶこともできます。

 

広々とした浴槽を生かしてお風呂おもちゃも楽しんでほしいところですが、息子の場合は未だ克服できておりません。

 

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2歳になった現在でも、「おふろきもちいいねー」と言いながらゆったり入っています。今のところ、お風呂嫌いになる兆候はないのが嬉しいです。

 

家の設備が良い

浴槽が広い部屋と狭い部屋をいくつか内覧しましたが、浴槽が広い部屋は設備が充実していることが多い印象を受けました。浴槽を広い家は築年数が浅い家が多いから、いつからかトレンドが変わったのでしょうか。単にたまたまなのかもしれませんが。セコムとか無駄に管理費が付くのはデメリットなのかも。。

 

広い浴槽に感じるデメリット

広い浴槽のある部屋に住んで感じるデメリット…。あまり思い浮かびませんが、挙げていきたいと思います。思いついのは結局、お金のことなんですけどね。広くなるから掃除が面倒なのでは?とも考えましたが、大して変わらないです。

 

家賃が高くなる

広い浴槽のある部屋は家賃が高い気がします。「気がする」というのは同じ設備・条件で浴槽の大きさが違う部屋というのに巡り会ったことがないため、比較が難しいからです。ただ、メリット面でお話したように、浴槽が広い部屋は新しい部屋であり、その他の設備も充実している傾向があるため、家賃が高いのではないかと思っています。

 

水道代が高くなる

1回あたりの入浴にかかる水の量が多くなるため、水道代が高くなります。一人暮らしのときに狭い浴槽の部屋から広い浴槽の部屋に引っ越した際は、1か月あたり500円高くなりました(同じ町内)。ガス代はLPガスから都市ガスになったので厳密な比較はできませんが(ガスは都市ガスの方が圧倒的に安くなります。LPガスで追い炊きだったらどれぐらいかかるのだろう…)。

 

ヒストリー

以下、私の社会人以降の「浴槽」ヒストリーを蛇足的にお送りいたします。

 

一人暮らし1軒目

実家の浴槽はたいそう広く、その恩恵を当然のように享受していた私は、社会人になって都心近郊で一人暮らしを始めた折、浴槽の狭さにショックを受けたものです。追い炊き機能もないし、お湯を貯めて入っても疲れがとれるどころか溜まってしまいます。浴槽はただの飾りではないかと思うほどでした。

 

最初に住んだ部屋(1R)は土地勘も知識も全くなかったため、会社を経由して探してもらったのでした。この時ほど、人任せにして悔やんだ経験は後にも先にもないと思えるほどです。

 

一人暮らし2軒目

社会人4年目、遂に私の我慢に限界が訪れます。「広い浴槽に浸かりたい!」という思いに突き動かされ不動産屋の門を叩いた私は、「都市ガス・追い炊き・とにかく浴槽が広い部屋」という条件で部屋を探し、あろうことか元の部屋と同じ町内に引っ越すことになるのです。家賃は1万円上がりました。

 

一人暮らし向きの部屋だと家族向けの部屋のような広い浴槽がある部屋はないのですが、引っ越した部屋(1K)の浴槽は、「ギリギリで足が伸ばせ、浴槽内にひじ掛けがある」タイプの浴槽でした。初めて身体が小柄で良かったと思えた出来事かもしれません。

 

結婚後1軒目

その後、結婚することになり、冒頭のお話の条件「都市ガス・追い炊き・広い浴槽」で部屋を探し、現在の部屋に引っ越すことになります。1LDKでこのサイズのお風呂を持つ部屋って通勤圏内になかなかないんですよね。

 

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同エリアに2LDKでそこそこいい部屋もあったのですが、浴槽が狭くて却下。1部屋少なくて家賃が8000円ほど安くても、浴槽が狭くては意味がないのです。

 

また、築浅であったため、アパートも捨てたものではないなと思える作りをしており、総じて満足しております。

 

まとめ

以上、広い浴槽を探し求めた男の話でした。風呂がたいして好きではない人や、そのぐらい出すなら、銭湯に行くわ!と思う方にとってはプライオリティは低い要素なのでしょうが、私にとっては譲れない要素だったのです。

 

皆さんには「これだけは譲れない」、家・部屋の条件ってありますか?