先日、久しぶりにMarkisみなとみらいでウインドウショッピングをしていたところ、ニューオープンしたばかり(といっても8月だけど)のお店を発見。
元々なんのお店が入っていたのかも思い出せませんが、入ってみることにしました。お店の名前は「BENSIMON」展示の仕方を見てみると、靴がメインのお店の模様。
取り扱っている靴は、CONVERSEやVANSの靴のような全く好みではない「上履きスタイル」の靴だったので、正直興味は無かったのですが、入ってみることに。
まさかこの時、そのお店で雑貨を買うなどとは思っていなかったのです…。
BENSIMON
ベンシモンと読むそうです。フランス発祥のブランドで、日本では2店舗とオンラインストアでの展開。
看板商品は「LA TENNIS」という靴。どうにも上履きにしか見えないのは私だけ?
カップに惚れる
まあ、こんなのも流行っているのかもねー。なんて偉そうな態度で冷やかしていたら、傍らの雑貨コーナーにあったカップに瞳を奪われてしまいました。天然木をろくろ焼きしたものに漆・ガラスコートで塗装したものだそうです(説明書より)。
全部で5色のカップなんですが、どの色も素敵なんです。しかし、何に使えばいいのやら?と思っていると、隣で私と同じように瞳を輝かせて見入っているお嬢様がいらっしゃるじゃありませんか。そう、妻です。
妻はこう仰いました。「これ、ご飯茶碗にすればいいんじゃない?」
なるほど、そうきましたか…アリですね!
茶碗ワンワン
遡ること数か月前、結婚した際に購入した夫婦茶碗の片方(妻用)を洗い物中に割ってしまった妻。そこまで高いものではなかったのですが、2人が気に入るデザインがなかなかなく、選ぶのに難航した末に探し出した品でした。同じものを探したのですが見つからず、たいそう意気消沈していたのです。
以来妻の茶碗は一人暮らし時代に私が使用したものを使い、折を見て新しいものを買おうと話し合っていたのですが、いいものが見つからず。食べる米の量も減っているし、「ご飯茶碗」として売られているものに拘らなくてもいいのでは?と話し合っていたところだったのです。
即決はしない
夫婦2人の意見が合致したとき、少々高いものでも購入するのが我が家のルール。滅多にないことですから成立するルールなのですが、まずは一旦この案件を持ち帰り、他で安く販売しているところはないか探してみることにしました。
少々高いお買い物になりますから、即決して後で安いところを見つけて落ち込むのは癪ですからね。
小島尚
しかし、ネット上で探してみるとBENSIMONの公式通販サイトでしか見当たりませんでした。このカップ、小島尚さんという日本の作家さんの作品みたいですね。
naokojima.com - Wood turning, Wood craft.
あれ?フランスは?と「ちら」と思いましたが…。まあ、いいものは国内外取り揃えるセレクトショップなんでしょうということで無理やり納得。
ネットショップで購入しても良かったのですが、色に迷っていたため、実店舗で購入することになりました。近くに行く用事がありましたので。
購入品
そうして購入した品がこちらになります。
何がでてくるかワクワクしている息子
3つの箱が出てきてウキウキする息子
中身が分かると、ちょっと飽きてお茶を飲みだす息子
(左)上から見た図。光沢があっていい感じです。(右)入ってた説明書
説明書はできれば買う前に見たかったです。使い道のインスピレーションとか、手入れ方法とか、結構いいこと書いてあるんだからこれをパンフレットにまでしないまでも、何かしらの説明書きがあってもいいと思うんですよね。売り方下手だなと
使い方(説明書より)
そばちょこのように
麺類をいただくときや、
ヨーグルトやフルーツ、アイスクリームのカップに。
便利な大きさとかたちにしました。
熱を通しにくいから、
あたたかいごはんやお味噌汁のうつわに、
カフェオレのコップに。
結露しにくいから
冷たい麦茶に、
焼酎ロックに。
落としても割れにくいから、
山登りや出張のお供に。
いろいろな使い方でおたのしみください。
汁椀と並べてみる
なお、青色は息子用なので暫く飾っておこうと思います(いつ使うのか分からないし)。我が家の汁椀は「お椀やうちだ」の色拭き漆椀を使っているのですが、これとも色がぴったりです。
少し格好良く並べてみました。黄色が私、赤が妻。食卓で色が映えます。
おわりに
ご飯茶碗として作られたものではないので、少し違和感はありますが、徐々に慣れていくことでしょう。我が家は夕食のしめに納豆を食べるのですが、納豆ご飯が映えるのも嬉しいところ。
少々お高い買い物でしたので、大切に使っていこうと思います。高くて割れやすいのだったら買わないけど、これならきっとすぐには割らずに済むだろうという算段もあって購入したので。