最近…というか数年前からカラーマスクが流行っていますよね。最初は視界の端に黒いマスクをした人が見えて、心底ドキッとした覚えがあります。
何故か？黒マスクって、忍びの者やテロリスト・ゲリラのイメージがあるのか、とても「不吉な」感じがしてしまうんです。映画とかそういったものの刷り込みで、勝手にできた自分の中のイメージだと思うんですけど。
だから付けている人はそんなネガティブな印象を与えるつもりは毛頭ないんだと思うし、そうだと思いたいのですが、そう思おうとしてもやっぱり怖い。ドキッとする。
今も記事にするために「黒マスク」で画像検索したのですが、分かっていてもドキッとしてしまうんです。以前よりは慣れたのですが、どうにも苦手なようです。
黒マスク
Amazonでも多数取り扱いがあったので、それなりに人気があるようです。芸能人の方が付けていたから、それを真似して流行っているみたいな話もちらほら目にしました。「韓国映画でも着用されたお洒落でかっこいい」という宣伝文句もありましたし。
ファッションアイテムとして取り入れている人もいるようですね。それなら黒じゃなくてもいいんじゃないかと思ってしまいますが、黒が良いんでしょうね…。黒が好きな人にはたまらないのでしょう。
黒は難しい色だと思う
ただ、黒という色は似合う人が少なく、かなり使いどころが難しい色だと思っています。目立つ部分にあるとそれだけで強烈に印象付けてしまう色だと。
ゆえに、黒マスクが出てきた時に、「ファッションアイテムとして取り入れるのは難しいのではないかな？」と思っていたのですが、私の予想に反してその後どんどん付けている人が増えている印象を受けます。
黒は無難なのか？
黒は無難な色というイメージがあるのか、『迷ったらとりあえず黒』を選ぶ人が多い気がします。だからスーツやコートも黒が多いのでしょうし、黒い色の服を着た人が街に溢れているのだと思っています。ゆえに、黒マスクも無難だと思って選ぶということもあるのでしょうか？
しかし、前述したように黒が似合っている人は本当に少ないです。私もまったく似合わないので、礼服以外に黒い服は持っていません。昔は黒い服やスーツを持っていましたが、着ると気分が暗くなることもあって一斉に処分してしまいました。
ファッションじゃない？
「黒＝お洒落」という根拠のないイメージから、ファッションアイテムとして取り入れているのかと思いきや、ファッションに無頓着そうな、よれよれダボダボスーツを着た人でも黒マスクの人はいらっしゃいます。
「ファッションとして取り入れてるのか！なら仕方ない！」と自分に暗示をかけて怖さを克服しようとしてるのに、ファッションでなく取り入れている人がいると少し混乱してしまいます。というか、そういう人の方が『怖さ』があるんですよね…偏見でしょうか。
どこかで安くまとめ売りしているのを買ったのか、単に気に入ってるのか…。なんで黒マスクなのか聞いてみたい…でも怖い…。
マスク自体が元々怖かった？
でも、マスクをつけること自体が『普通のこと』になったのはかなり最近になってからのことなのかもしれないですよね。昔はマスクを着けていたら「風邪ひいたの？」と言われることもあったし。
古くは『口裂け女』なんて怪談もあったぐらいだし、昔は何もなくマスクを着けている人自体が怖かったのかもしれません。ゆえに、黒マスクも何年か経てば自然と慣れていくのかもしれませんね。
おわりに
『黒が嫌い』という個人的嗜好もあるので、個人の思いを吐露しただけの話でもあるのですが、同じように思っている方もいるんじゃないかと思い記事にしてみました。
世間に定着していった大多数のもののように、『出初めは違和感あったけど、段々当たり前になった』と感じるようになっていくのでしょうか？
そもそもは『マスクは白じゃなくてもいい。白以外があってもいい』という発想の転換から出てきた画期的なものなのでしょうし、その発想自体は素晴らしいものだと思います。現に黒以外のカラーマスクも出ていますから。
薄ピンクのマスクなんて肌馴染みもいいから素敵だと思うんですよね。あ、そんな個人的嗜好の話なんてどうでもいい？すいません…。
