2019年になったので2018年の支出を整理していました。育休中は収入が減ることもあり、支出も減ると思っていたのです。毎月家計をまとめる記事を上げていますし、私の実感としても例年より支出が減っていると思っていたのです。
しかし、タイトルにある通り劇的に変わりはしなかった。「問題:以下は育児休業を取得した男性の家庭の月ごとの支出額である。この男性が育児休業を取得したのは何月から何月までか?」という問題が作れそうなぐらい、なんとも微妙なんです。
これまでの支出額
以前、7年分の家計をまとめて分析してみたところによると、2017年の支出額合計はおよそ196万円でした。※年毎の比較のため、家賃・投資費用は除いています。
私の見込みとしては、この額を大きく下回る予定でした。だって、収入が6割程度に落ち込んでいるわけですし、子供用品を購入したときは出費が嵩みましたが、それ以外では特に大きな買い物はしていなかったからです。
2018年の支出
そして件の2018年の支出はこちら
月 | 支出 | 備考 |
1 | 160,592 | |
2 | 198,360 | 子供誕生・NICU |
3 | 180,696 | 育休開始 |
4 | 194,631 | |
5 | 175,093 | |
6 | 151,325 | |
7 | 200,148 | ご祝儀捻出 |
8 | 175,989 | |
9 | 181,483 | |
10 | 192,034 | king crimsonチケット購入 |
11 | 186,143 | |
12 | 197,198 | 伊東旅行・帰省 |
合計 | 2,193,692 |
※各年との比較用に家賃以外の固定費(奨学金、保険、iDeCo等)を含めている為、毎月の支出報告とは数字が異なります。
合計約219万円で2017年の196万円はおろか2016年の217万円を超え、結婚以来過去最大年間支出額になりました(独身時代の最大支出額は2014年の233万円)。
2月まで働いていた時よりもそれ以降の支出の方が多いです(2月はNICUに行くためのタクシー代が嵩んだので、それ以外の支出は少ない)。
月ごとの所感
まず、働いていた時の支出はかなり少ないです。2月は約20万ですが、そのうち約6万円が交通費ですから、それを差し引けば2018年で一番生活費が少ないのです。インフルエンザに罹ったのもあって、育休前に片付けるべき仕事が立て込んでしまって、お金使うどころじゃなかったしな…。
育休中は2か月を1セットで見ていたのですが(支出が多い月と少ない月を繰り返している印象だった)、こうしてみると全然2か月1セットではないですね。
なぜ支出が膨らんだのか?
子供用品による支出が想像以上に大きいのかな?と計算してみたのですが、消耗品は「おむつ」と「おむつが臭わない袋」と「洗剤」ぐらいです。これは月に5000円もいきません。
となるとやはり「食費」ですよね。毎月の支出報告で突出しているので一目瞭然なのですが、確実に以前より食べている。
食費が増えたわけ
働いていた時は残業が多くて帰宅が遅くなることが多く、遅くに食べると翌日に身体が重くなるので、あまり量は食べず、少な目の豚汁や野菜たっぷり味噌汁などで済ませておりました。
そのかわり土日は「夫婦の好きなものを楽しく食べよう」というポリシーで英気を養っておりました。
現在は、毎日が「働いていた時の土日」のようなものなので、当然食費が増えるわけです。せっかく毎日一緒にいるんだから、食費を切り詰めてたいして美味しくないものを食べたくはないですから。
まあ、おやつもしっかり食べてるのもあるよなぁとも思いつつ…。
口内炎ができなくなった
好きなもの(=健康にいいと思っているもの)を積極的に食べるようにしてから、口内炎ができなくなりました。働いていた時は月に1度はできていた記憶があるのですが、あれは昼の仕出し弁当の油が悪かったのかなぁ…。
育休中に口内炎ができたのは、後輩の結婚式に行った後に体調を崩した時だけでした。
口内炎の原因って、よくわかっていないらしくて、ストレスとか睡眠不足とか栄養失調とか様々言われるんですけど、私の場合は睡眠不足が原因ではなかったようですね。子どもが夜泣きして度々睡眠不足の時がありましたけど、できませんでしたから。
体重が減った
これだけ食費が増えたと言っているのに、体重は減りました。いっぱい食べてるんですけど、その分消費してるんですよね、子どもの相手で。そのおかげで筋肉も増えて基礎代謝が上がって健康になって…と、睡眠以外は健康にいいことばかりです。
あとは糖質の摂取を調整している点も挙げられると思います。食後に眠いと子どもの相手どころではなくなってしまうので、糖質を減らしてたんぱく質と脂質を増やす食事を心がけています。
糖質を減らす食事を心がけると、食費は増えるんですよね。食費を減らそうとすると、どうしても糖質が増える。このバランスが難しい。
とはいえ、ギリギリではない
やはり育休で収入が減るのは厳しいのでは…?と思われたかもしれませんが、育児休業給付金の額を計算したうえで「範囲内で無理なく暮らそう」というコンセプトで生活してきたので、家計は火の車ではありません。貯蓄は増えていますし。
これは、育休前からそれなりに家計のことを考えてきたからできることなのかもしれません。結婚でかなりお金が飛んだので、以降大分考えてお金を使うようにしていましたから。
結婚式関連のイベントを通して、お金の感覚を養うには「貯める」ことだけでなく「使う」ことも重要なんだということを学べた気がします。
2019年の支出見込み
さて、育休が終わる2019年の支出は増えるのか、減るのか?私の予想は「減る」と思っています。その理由は「現在大きく膨らんでいる食費のボリュームが減る」と考えられるからです。仕事をしているとお昼もパフォーマンスを重視した「仕事用」になりますし、平日の夕食も今より簡易的なものになるでしょうから。
その食費の減少分を子どものために充てていきたいですね。とはいえ無駄なおもちゃを買うのではなく、彼が「得たいもの」にフォーカスできるような出費をしたいです。具体的なものは出てこないんですけど…。