母から突然、「高島暦」を知っているか?という連絡があり、「変な宗教にでもハマったのかな?」と訝しんでみると、そういった暦を網羅して、毎日の運勢を詳細に占ったものがあるんですね。
それがどうしたか?と問うてみたら、弟から結婚をするとの報告を受け、婚姻届けを提出する日を聞いたそうです。少し気になって高島暦を調べてみたら、その日は運勢的にあまり良くないらしいとのこと。
占いが好きな母はその「運勢的に良くないこと」が気になってしまったようで「(弟に)言ってあげたほうがいいかな?」という相談だったのですが、「当人たちの好きなようにすればいいんじゃない?どう転んだって彼の人生なんだし。それ気にしても彼は結局、巡りあわせが良くないんだから。」と伝え、事なきを得ました。
てっきり、六曜(大安とか仏滅とか)の相談かと思ったら、色々なものがあるんですね。
私は仏滅婚
高島暦はよく分からないので以降は言及しません。なお、六曜で言えば、私が婚姻届けを出した日は仏滅です。また、プロポーズした日は赤口、結婚式を挙げた日は赤口、1.5次会は先勝と、六曜に関しては全く気にしないで決めました。
妻は占いが好きな方ですが、ブライダル業界に勤めていたせいか、六曜に関しては「お金が変動する要素」ぐらいにしか思っていなかったようです。(私が結婚式を挙げたところは大安だとプラス5万円取られるところでした。)
夫婦仲は?
さて、そんな私たちの夫婦仲ですが、人に自慢したくなるほど(ブログで自慢してますが)仲がいいと思っています。大安にしたからといって、円満だとは限りませんし、その逆も然りということですね。
普段まったくと言っていいほど気にしないのに、こと記念日になるとそういったものを気にするのはどうなのかな?と思ってもいました。体のいい商売文句じゃないかと。
六曜にしてもなんにしても、結局「こじつけ」でしかないものに拘ったって仕様がないだろうに。と思ってしまうんですよね。
それが如実に表れたエピソード
仏滅婚のメリット
仏滅婚というか、大安婚以外のメリットをいくつか挙げたいと思います。
結婚式の料金が安くなる
大安だと料金を上げたり、大安以外だと料金を安くする結婚式場は多いです。私が結婚式を挙げた式場は大安だと料金が5万円アップする場所でした。5万円という価格設定がなんというか、「言い値」な感じがプンプンしますよね。
希望の日時が取りやすい
記念日に大安を選んだり、選ばされたりする人は多いので、大安以外の日は日程の希望が通りやすいです。結婚式で言えば日程以外にも、貸衣装の競争率も低くなるので、希望のドレスが着れないということも少ないのではないでしょうか?
日取りなんて関係ないと思える
結婚式や婚姻届けの提出が「大安じゃなかったから…」なんて不毛な後悔をすることは、まずありません。そもそも仏滅に婚姻届けを出したことは、私も妻も母から冒頭の話をされるまで忘れておりました。
大切なのは、日取りではなく、二人のお互いを思いやる心だと思っています。結婚生活を続けていくために必要なのは、運や日取りじゃないんです。
まとめ
以上、仏滅に婚姻届けを提出し、赤口に結婚式を挙げた私のお話でした。自分たちが「気にしない」と思っていても、親や親戚が気にしていて…という方もいらっしゃると思うので、大安を選ぶのはある程度は仕方のないことなのだと思います。
ですが、選べる自由がある場合に、普段気にもしないものに縛られるのは、とても勿体ないと思います。記念日が大安じゃなくて悩んでしまった方は、堂々と好きな日を選んでいただきたいなと思います。まったく問題ないですから!
ところで皆さんは、こういった「運勢」に関わるものを気にしましたか?