先日、ユーハイムの公式オンラインショップで大人買いしたバウムクーヘンたちを食べきりました。さすがユーハイム、今回購入したものはどれも美味しく、食べきるのが勿体ないと思えたほど。
そんなユーハイムのバウムクーヘンに感謝を込めて?、今回食べた3種類のオーソドックスなバウムクーヘンの比較をしてみたいと思います。
バウムクーヘン3種類
今回購入したのは以下の3種類です。
- やさしいバウムクーヘン (2,160円)
- KJバウムクーヘンリング10 (1,080円)
- バウムクーヘン10 (1,080円)
バウムクーヘンにこんなに種類があるのかい!というぐらいたくさんあるユーハイムグループのバウムクーヘン。妻がアルコールを受け付けないため、今回購入したものはすべて洋酒不使用のバウムクーヘンです。
※ちなみに2種類の語尾、10というのはバウムクーヘンのサイズです。
やさしいバウムクーヘン
箱もシンプルホワイト。やさしさの説明書き付き。
以前、記事にしてご紹介しましたが、「やさしい」原材料を使用した、名前の通りのバウムクーヘンです。
他2点との大きな違いは、外側のコーティングがホワイトチョコレートではなく、グラズーワ(砂糖衣)であることです。食感・味ともに全然違ってきますね。
KJバウムクーヘンリング
こちらもシンプルな黒箱にカールユーハイムのロゴ。中身もオーソドックス。
頭文字のKJは(KARL JUCHHEIM:カールユーハイム)というブランドの略称。ユーハイムはいくつかブランドを持っていてその中の一つがカールユーハイム。そのブランドのオーソドックスなバウムクーヘンがこちらの商品です。
他2点との大きな違いは発酵バターとマジパン(アーモンドと砂糖のペースト)を使っているところ。香りと風味が他の商品と違うのですが、焼くことで一層引き立ちました。
バウムクーヘン
レトロ調のパッケージにおさまった、ザ・バウムクーヘン
ユーハイムのバウムクーヘンといったらこれでしょう。もっともベーシックで食べ飽きない味。ユーハイムのバウムクーヘンに使用されているバターはすべて国産のもの。そして植物油脂やショートニングやマーガリンを使用していません。
この素材へのこだわりが、私が惚れ込んだ理由の一つでもあります(そして、誤解していた部分でもあります)
その経緯はこちらの記事で
食べ比べ
一度にすべてを開封して食べ比べたわけではなく、順番に開けて食べて行ったので、細かな違いを比べたわけではございません。しかし、3点それぞれ特徴があり、明らかな「違い」を感じられました。
やさしいバウムクーヘンは他2点に比べて大きかったので8カット。他2点は6カットにして食べました。
原材料
原材料を比較するとほぼ一緒です。やさしいバウムクーヘン(以下「やさしい」)はホワイトチョコレートとレシチン(大豆由来)が含まれていません。
KJバウムクーヘンリング(以下「カール」)はユーハイムのバウムクーヘン(以下「無印」)とマジパンがあるかないかの違いのみ。
そのまま食べる
左から「やさしい・カール・無印」の順。同じ向きから撮影しなかったのは凡ミス。
まずはそのまま食べた比較から。「やさしい」が一番甘さが控えめで、甘さを強く感じたのは「カール」でした。「カール」はマジパンが使用されているからか、特有の香りもあって甘さが引き立ったのかもしれません。
「無印」は食べ慣れた味なので、いつもの美味しいバウムクーヘンだ!という印象。
また、ホワイトチョコレートがグラズーワに代わるだけでこんなに変わるものなのだなと、「やさしい」を食べて驚きました。
冷やして食べる
左から「やさしい・カール・無印の順」冷やしただけなので、見た目に変わりはありません(笑)
続いて、冷蔵庫で冷やして食べた感想を。冷やすとバターが固まるので、食感も固くなります。これが好きか好きじゃないかは好みが分かれるところ。私は普通に食べた方が好きです。冷やしても元が美味しいから美味しいんだけど。
コーティング部分も固まったこともあり、「やさしい」とそれ以外の味に普通に食べるよりも差が出ました。そもそもホワイトチョコレートとグラズーワは別物ですし、当然なのですけど。
「カール」と「無印」は際立った違いが感じられず(というか、冷やすの失敗だったか…という念が強すぎて比較どころではなかった)
焼いて食べる
左から「やさしい・カール・無印」の順。ちょっと焼きすぎたかも?
個人的に一番好きなのは焼いて食べることです。トースターを200℃に設定し3分程度焼くと、香ばしいバターの香りがするとっておきの焼き菓子に仕上がります。味も触感もそのまま食べるより、こちらの方が好みです。
「やさしい」は素朴な焼き菓子といった感じです。甘さが控えめのとっても「いいお菓子」という印象。一番焼いたことで変化したのは「カール」。マジパンと発酵バターだけでこんなにも違うのねと感動しました。「無印」は抜群の安定感。ただでさえ美味しいのにさらに美味しくなる。
左から「やさしい・カール・無印」の順。焼きグラズーワと焼きホワイトチョコ。
焼くことでコーティングの部分にも変化が現れます。「やさしい」のグラズーワはシャリシャリした感触、他の2点のホワイトチョコレートはサクサクした焼きチョコ感触になり、そのまま食べるのとまた違った感じになります。
グラズーワは焼かない方が好みかなー。と、わがままなことを言って食べ比べを締めたいと思います(笑)
まとめ
以上、ユーハイムのバウムクーヘン3種類を食べ比べてみたお話でした。どれも甲乙つけがたい代物ですが、まとめとしてコメントするのであれば、以下の通りです。
やさしいバウムクーヘン:毎日食べるとするなら迷わずこれ。控えめな甘さで食後体を苦しめない「やさしさ」を持っている。
KJバウムクーヘンリング:いつものではなく、ちょっと特別なバウムクーヘンを食べたいならこれ。マジパンと発酵バターの香りが少し贅沢な気持ちにさせてくれること間違いなし!
バウムクーヘン:バウムクーヘンが食べたい!と思ったら迷わずこれ。創業から100年以上経ってなお進化し続けるユーハイムの神髄ここにあり。