衣替えの時期になると、服を入れ替えると同時に、荷物の整理をしています。1年通して使わなかったものは、それ以降使うことがないと思えるので、思い切って処分してしまうのです。
最近は、書籍も処分対象にしているので(妻も読まないし、息子が読めるのは相当先だし)、自分の心に問いかけながら処分するものを決めています。これまで9割がた処分したでしょうか。どれだけ書籍を持っていたのだ…と自分で呆れるぐらい。
そして先日も処分品の選定に取り掛かったのですが、今まで何故か開けていなかった箱から、あるものが発掘されたのです。
これは…自費出版ブログ本ではないか…。呼び起される当時の記憶とともに、思い出せない謎が現れ私の心を苦しめました。
10年前のブログ本
タイトルの一部と作者名は伏せておきますが、このような本です。
430ページ以上にも及ぶ圧倒的地獄を改めて読み終える自信はございません。
「はじめに」と目次は以下のような感じで「もっともらしい」感じに仕上がっています。ちなみに写真も随所に入っていますが、モノクロです。多分カラーだと高いからケチったのだと。カラーにするほどの写真もないので。
13年前の自分に迎合するのはなかなか勇気がいる行為だと思います。
中身に関しては、mixi日記よりも以前のものなので、割と酷いです。mixi日記は一応「文学かぶれ」というコンセプトがあったので、恥ずかしさは感じるもののまだ読めるというか。ブログ本は恥ずかしくて読めない。
ブログ書籍化サービス
MyBooks.jpという、ブログ書籍化サービスを利用して作ったようです。
書籍にするために、記事を厳選しひとまとめにして…という作業の記憶が少し蘇ってきました。とてつもなく面倒だったな…。今はもっと作り易くなっているのでしょうが。
注文メール
そして、メールボックスを漁ってみると、注文確認メールが出てきました。
13,432円もしたんかい!オプション1,500円って何だろう…。当時の私よ、なんとも贅沢な無駄遣いをしおって!!
ん…、3冊!?手元にあるのは1冊。では残りの2冊は何処へ!?誰かにあげたのか、実家にあるのか、もはや記憶にないのです。誰かにあげてたとしたら、物凄い爆弾ではないか。
おわりに
10年前の自分は自分であって他人のような感じがしてしまいました。それだけ人は変わっていくということなのでしょうか。後に残るものは極力残して起きたくないものですね…(と言ってる傍から、これを書いてるのですが。これも10年後、どんな気持ちで見るのだろうか…。)
ここのところ、実家ネタや過去ネタが増えているのは、この本を見つけたからなんですよね。ある意味ネタ帳として利用しています(笑)
元ネタブログ自体は残っているので、記事をコピーして載せることはできるのだけど、あまりに恥ずかしすぎるので、「原作」扱いにして完全に書き直して新作に仕上げております。
家計などの「数字」は何年経っても意外と貴重で有益なものだなと、家計簿に関する記事を書いていて思ったのですが、文章はなかなか難しいものがありますね。
www.tonymctony.com