ノロウイルスで3日3晩トイレとお友達だった時の話。

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先日、食中毒らしい症状で苦しんでいた方を見て、感染性胃腸炎の一種であるノロウイルスで苦しんだ過去を思い出しました。あれは突然襲ってきた、辛く苦しい戦いの日々でございました…。

 

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そろそろ流行り始める時期だと思いますから、今年も気を付けたいものです。妻にも子にも感染させたくないですし…。

 

 

ノロウイルス

急性胃腸炎の原因ウイルスのひとつだそうです。極少量のウイルスを接種するだけで感染が成立するという、感染力が高いウイルスのようです。

 

人から人への感染のほか、食物で感染することもあるそうです。カキの中にノロウイルスがいて集団食中毒が発生なんてニュースになることもあります。

 

感染日の朝

私が感染したのは社会人3年目の2月でした。発症前に生食をした覚えはありませんでしたから、おそらく人から感染したものだと思います。

 

早朝、腹痛を感じてトイレに行き習慣的大用を済ませても痛みが治まらず、何度もトイレと部屋の往復を繰り返すことになりました。「これはなにか悪い病気なのかもしれない…」と思い、熱を測ってみると38℃オーバー。

 

その日は火曜日で仕事がある日でしたので、上長に状況を知らせるメールを送りました。「腹痛のため病院で診てもらってきます。」と。

 

病院に行けない

しかし、「トイレに行く→アウトプット→部屋に戻る⇒すぐにお腹が痛くなる→トイレに行く」のループから抜け出せず、病院へ行くどころか、外出するための着替えすらままならない状況に陥りました。

 

結局、午前中は病院に行けず、上長に追加で状況を連絡することに。電話で連絡をしようと思ったのですが、綿々と続く不快な音色を電話越しに流すことになってしまうので、メールにて連絡することにいたしました。

 

「普通の腹痛ではないようです。トイレに誘われ続ける呪いにかかったようで、病院に行けておりません…。」と。

 

午後診療には間に合う

結局、病院に行けたのは午後診療終了間際でした。その頃になってようやくトイレ往復インターバル時間が長くなってきたので、心身ともに外出する状況が整ったのです。

 

病院までは徒歩15分ほどの距離でしたから、決意をするのにも時間がかかってしまったのです。だって、途中で漏らしたら、ねぇ…。

 

診察結果

症状から「ノロウイルス」と診断されました。最近流行っているとのお話で、厳密にはしっかり検査して判断する必要があるようですが、そんな余裕はなかったですから、検査はしませんでした。

 

検査して結果が出て診断書貰っても、用途がありませんでしたし(社則で出勤停止になるんだけど、有給休暇救済措置はないのです)。

 

診察後、ノロウイルスに感染した旨を上長に電話で伝えました。「症状は3日程度続き、その後も暫く感染力がある」との診断を受けた旨を報告すると、その週の全休が決まりました。

 

ノロウイルスの治療

ノロウイルスに対する治療薬はありません。脱水症状を防ぐためにしっかり水分を取るのは欠かさずに、ただひたすら嵐が過ぎるのを待てとのことでした。この宣告をする医師が悪魔に見えたのはいうまでもありません(医師は全然悪くないんだけど)

 

3日3晩トイレとお友達

病院の帰りにゼリー飲料とスポーツドリンクを買い込み、家にもといトイレに引きこもることになりました。非衛生的ではありますが、体力が失われていることもあり、往復するだけで疲れてしまうので。

 

世界でトイレに一人取り残された気分になって本当に寂しかったですよ…。何のために個室の中で水分をアウトプットだけのマシーンにならねばならぬのかと。

 

途中で眠くなった時は、トイレの前まで布団を運んで横になりましたが、1回30分も眠れなかった記憶が。汚いとか言っていられないレベルなんです。もう楽になりたい、休みたい…という本能だけで動いてる感じでした。

 

治癒

初日をピークとして徐々に腹痛のインターバルが長くなっていき、症状が出てから4日目には、それまでの症状が嘘のように通常の生活を送れるようになりました。

 

久しぶりに食べたゼリー以外の食事は何だったのかは思い出せませんが、普通の食事がとれることに安堵した記憶があります。嬉しさよりも安堵の方が大きかったですね。

 

翌週出社すると、大分げっそりとしていたようで皆に心配されました。体重も大分落ちていた記憶があります。

 

ギリギリ有給休暇

私は1年で計画的に有給休暇を使い切ることを信条としておりましたので、この年は2月時点で残りは4日。このノロ休暇により有給休暇を使い切ってしまうことになりました。

 

ゆえに、以降の1か月半は風邪や感染症にかかると、減給になってしまうという恐怖と戦うことになりました。これがなかなかのプレッシャー。毎日マスクをして予防し、生ものには手を付けませんでした。

 

出産時はインフルエンザ

感染症と言えば、今年の2月に子どもが生まれる前には予防接種を受けたのにもかかわらず、インフルエンザに罹ってしまい出産に立ち会えませんでした。(症状は軽かったけど、インフルエンザはインフルエンザのため隔離された)

 

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この時は有給休暇は足りなかったのですが、社則にあった出産時特別休暇というものが使えたおかげで、欠勤減給にならずに済みました。ただし、その後育休までの予定が完全に狂い、仕事もベリーハードモードに突入してしまいました。

 

様々なものを失い、いらぬものと戦うことになるので、感染症にはかかりたくないものです。(かかりたい人などいないと思いますが…)

 

おわりに

あの苦しみを子どもには味わって欲しくないため、1か月健診で医師からロタウイルス(ノロウイルスのような感染性胃腸炎)を勧められた際、公費負担外であってもロタウイルスワクチンを接種させることは即決しました(合計28,000円と高かったけど)。

 

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大人でもつらいんだから、乳幼児がかかったらもっとつらいはずですからね…。あの苦しみを回避できる可能性が高いのであればと思い、迷うことはありませんでした。

 

皆様も感染症にはお気をつけください。予防接種で予防・軽減できるものはしておいた方がいいですよ。