体重と共に振り返る10年。結婚してから10kg痩せたようです。

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先日、体重計に乗ったら45kgを切っていました。。育休中は太ると思っていたので、これは予想外。育休に入る前は45.8kgだったので、およそ1kg減っています。

 

 

私は身長が160cmほどでそれほど高くないので、BMIは17.5程度です。このBMIはWHO(世界保健機構)の肥満度判定基準によれば、「痩せぎみ」なので、そこまで心配はしていないのですが。

 

本日は社会人になってからの体重の推移を見ながら、その時期にあったことを振り返ってみようと思います。

 

※長々と振り返りますので、10kg痩せた理由のみ知りたい方は、「10kg痩せた理由を考察」からお読みください(目次からリンクしています)。

 

 

 

基本データ

私は現在33歳です。社会人になったのは22歳の時ですから、およそ10年分のデータ(健康診断結果)が我が家に蓄積されています。今回はこのデータをもとにお話を進めていきたいと思います。

 

 

若手時代

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エビデンスとして健康診断結果を撮影してみました。2008年から検診機関が変わり、書式が異なっています。上から、検診日、年齢(2007年はない)、身長、体重、標準体重(参考指標)、BMI値

 

概ね若手時代は安定しています。身長にブレがあるのは測り方がアバウトだからなんでしょうね。本当、どうでもいいから適当ですよね、身長測定って。

 

22歳(社会人1年目):50,0kg

大学時代は実家から大学に通っていたため、社会人になってから初めての一人暮らしでした。この頃は自炊をするのが楽しく、1食100円以内に済ますことを目標にしておりました(平日仕事時のランチは除く)。

 

そのため、食べ物が大分炭水化物に偏っていた気がします。この頃は若さゆえの代謝の良さで体重が増えなかったのかな?と思いますね。

 

23歳(社会人2年目):51.7kg

前年の新人時代が一番長い時間働いた気がします(「仕事」としてはたいしたことないのですが)。この年は私と直接仕事をする上の人がどんどん辞めて行って、「自分で考えてなんとかしないといけないんだな」と自覚して働き方を工夫しだした年でした。といっても、上からの指示ではなく自分で考えて必要なことをしようと心掛けるぐらいでしたが。

 

食事は新人時代と変わらずでしたね。飲み会もほどほどで、家では飲まず。

 

24歳(社会人3年目):50.7kg

一人立ちをして、自信がついて後輩にもバンバン仕事を教えていた気がします。でも、この頃の仕事のやり方って、今から考えると「なんでそんな面倒なことしてるの?そしてそれを教えちゃってるの?」って感じなんですよね。それを思い出すと恥ずかしい。。

 

食事も相変わらず。ここら辺は記憶が朧げですね。。

 

25歳(社会人4年目):52.2kg

この年に謎の頭のかゆみを発症します。病院に行ったらステロイドを処方されて、治らないのでもう一度行ったらさらに強いステロイドを処方されて…。強いステロイドを処方された際、調剤薬局の人に不審そうな顔で確認されたので、「これ、使い続けるのまずいんじゃないか?」と思って、それは使わなかったんです。

 

根本を変えないといけないのかなと思い、枕カバーや布団カバーを清潔に保つようにしたり、洗剤やシャンプーを変えたり、それまでクイックルワイパーだけで掃除してたので、掃除機を買って清潔に保つようにしたり…。果ては環境を変えようと引っ越しまでしました。

 

気付いたら治ってたんですが、この後来る体調不良の前兆だったんでしょうね。食事も変えてなかったし。

 

また、この年「腸詰まり」を経験しました。虫垂炎かと思ったら、ただの腸詰まりだったという。。でも、かなり苦しかったんですよ、大きな病院に紹介状を書いてもらう一歩手前まで行くぐらいに。

 

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あと、ノロウイルスにも罹ったな。。2日ぐらいずっとトイレとお友達生活で本当に辛かったです。。

 

26歳(社会人5年目):48.9kg

一気に体重が減りましたが、この頃は健康的に痩せたというより、前年の病気や頭のかゆみのストレスで痩せたんでしょうね。この頃は仕事で階級が一つ上がり、何人も面倒を見るようになったり、先輩や上司に噛みついていたりと「頑張ってたなぁ」と思います。

 

よく飲みに行くようになったのもこの頃です。いろんな場所を調べて行ったなぁ。。大分散財をしましたし、大分酔いつぶれました。。

 

 

中堅時代(通常健康診断)

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カテゴリ区分としていいものが思いつかないので、「中堅」にしました。若手ではないのかなと思ったので。

 

27歳(社会人6年目):52.4kg

以前「朝食の話」の記事で触れましたが、この年、背中に皮膚炎を発症します。一度荒れてしまった部分は、夜中に痒くなって無意識に掻いてしまい、果ては皮膚がジュクジュクしてしまい…そしてそれが広がっていくという。恐怖でしたね、あれは。

 

皮膚科に行ってもステロイドしかくれず、治ってもやめるとまた症状が現れ出すのですぐにやめました。

 

顔もカサカサしてきて、美容師に脂漏性湿疹じゃないか?と言われるぐらい、他人から見てもわかるぐらいだったんですよね。

 

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これまでの食事の栄養バランスの偏りと、体に合わないものを食べ続けたが悪かったのでしょう。食事を見直して肌の生成を促す栄養を補うためサプリメントを摂取するようになったのはこの頃です。そうすると、皮膚炎が自然と治っていきました。

 

といっても、この頃はまだ食事に関しては今ほど気にしてなかったんですけどね。「栄養だ!栄養が足りない!」という結論で。

 

28歳(社会人7年目):51.1kg

前年に辛い皮膚炎を患ったことにより、「年を取るってこういうことなんだな。みんな体のどこかに辛い部分を抱えながら仕事をしているんだな」という変な諦観を覚えました(今となっては見当違いも甚だしいのですが)。

 

朝、体は重いし、食後は眠気も辛いし、仕事は折衝ばかりで面白くないし。と、いろいろ辛かったですね。そのせいか羽目を外すことも多くなったし。

 

しかし、この年の終わりごろ、それまで担当していた仕事から離れ、1人で別の仕事をするようになりました。それが転機となり、様々なものの考え方が変わっていきました

 

そして、妻と出会ったのもこの頃です。

 

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29歳(社会人8年目):55.0kg

この頃は本当に太りました。人生で一番太ったと思います。1人の仕事って人の仕事待たなくてよく、全部自分の裁量なので、楽なんですよね。毎日定時帰りで給料は減りましたが、時間に余裕ができて夕食後におやつをバクバク食べてたんですよね。煎餅とかカステラとか。その代わり、飲み歩かなくなりました。

 

そして夕食が毎日キャベツの千切り・納豆・お茶漬け・味噌汁という何かの境地に達した食事になっていました。意外とそれで調子は良かったんですよ。

 

百貨店が開いてる時間に毎日帰れるって素晴らしいことですよ。様々なお店のお菓子を堪能できて本当に楽しかった(体重増はその代償ですね)。

 

1人で仕事するようになってから毎日1時間ぐらい通勤で歩くようになったんですけど、体重は増え続けるので、当時は「年も取ってきたしそういうものかな?」と思っていました。後から考えてみればそりゃあ太るわとしか言えないのですが。

 

 

人間ドック時代

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30代に入り、健康診断が健保指定人間ドックにグレードアップします。バリウム自体はそんなにつらくなかった(きついけど)んですけど、その後の下剤が効きすぎて辛くて、「こういうことか!」と納得しましたね。

 

30歳(社会人9年目):50.8kg

結婚したのがこの年の10月でした。仕事をして家に帰って、物凄く眠くなってしまい、その態度が悪くて妻とよく喧嘩をしていました。あまり食材に気を使っていなかったからだったのでしょうか?サラダにドレッシングをかけて食べていました。今ではドレッシングどころかサラダも食べなくなりました(野菜はいっぱい食べますが)。

 

そして、お米の量が減りました。妻の一膳分が少なくて、それに合わせていたら体重が戻りました。さらに、食後のおやつも食べなくなりました。

 

31歳(社会人10年目):49.7kg

本格的に油に気を付け始めたのがこの頃です。仕事から帰ってきてからの眠気も少なくなり、朝も目覚めも良くなりました。体と頭のキレが良くなった実感もありました。そして、結婚に関するさまざまなイベントも終わり、妻との喧嘩も少なくなりました。

 

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カレーも食後に異様に怠くなるから嫌いだったので、極力食べたくなかったのですが、妻の好物なので何とかして食べられないだろうかと調べたところ、「カレー粉」に至り、カレールウを使わなくなったのもこの頃でした。本当に楽になりました。

 

32歳(社会人11年目):45.8kg

記録はどこかに行ってしまったので、画像にはないのですが…。半年前ですね。問診で「痩せすぎ」と怒られました。食後の眠気が辛くて、原因を調べたところ、GI値に辿り着き、お昼の白米の量を減らしたところ、ぐんぐん痩せていきました。

 

また、糖分が入った飲み物も殆ど買わなくなりました。恒常的に購入するのはヤクルトぐらいです。

 

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さらには白米にもち麦を混ぜて食べるようにもなりました。GI値対策というのもありますし、単純に「美味しいから」という理由もあります。

 

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20代の頃より、痩せた今の方が体が軽くて健康な気がするんですよね。もともと太ってはいなかったんですけど、余計なものが削ぎ落とされたのかなと。

 

 

10kg痩せた理由を考察

最大体重を記録したのが、29歳の55.0kgで、現在(33歳)の体重が44.9kgですから、4年でタイトルの通り10kg痩せています。振り返ってきた中で、思い当たる理由を挙げてみます。

 

  • 夕食後にお菓子を食べるのをやめた
  • 糖分の入った飲み物を殆ど飲まなくなった
  • 白米の量を減らした
  • 白米にもち麦を混ぜて食べるようになった

 

以上4点がその理由なのではないかと思います。そもそも最高体重を記録するまでの7年間は体重の変動が少なかった(49~52kg程度)だったので、急激に増加した原因である「食後のお菓子」をやめたことで体重が減りました。

 

そして糖質の量と摂取機会を減らし、GI値に気を付けて食物を摂取すると脂肪が体につきにくくなるんだなと実感しています。

 

ただ単に糖質を減らしただけでは、栄養的に体を壊してしまうので、以前よりもたんぱく質を多く摂取することを心掛けています(鶏ハムを自作するなどで)。

 

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体調を崩したのも、外食に起因する1度だけで、慢性的に発生していた口内炎もこの時にしかできていないので、不健康に痩せているわけではないと思います。

 

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まとめ

大分長くなってしまいましたが、体重とともに思い出せる人生史を振り返ってみました。振り返ると25歳が変化の兆しが表れた年で28歳が転機だった気がします。そして育休中の33歳の現在も新たなターニングポイントなのかもしれません。

 

ピーク時から10kg体重が減り、実感として変わったことについてはまたの機会にお話したいと思いますが、総じて色々なことが「楽」になった気がします。

 

今は筋肉を増やして体重を3kg程度増やそうと画策しておりますが、長い道のりになりそうです。腹筋ローラーはだいぶ楽になったので、体幹はしっかりしたと思うのですが。あと、子どもを抱っこしていることにより、腕の筋肉もついては来ているようです。

 

痩せて変わったことの話はこちら

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