贔屓のお店に「いつもありがとうございます」と言われると嬉しい。

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タイトルの通りなんですが、「いつもありがとうございます」だったり「またお越しください」と言われると嬉しいです。それが単なる挨拶的なものであったとしても。それが特に贔屓にしている店だったとしたら、1日中幸せでいれるぐらい、私は単純な人間なのです。

 

 

贔屓の店

基本的に買い物が嫌いなのですが、買い物をしなくては生きていけません。妻に任せきりにしたら怒られてしまうし(妻も買い物が嫌いだそうです。買い物より物作って痛いとのこと。)。

 

嫌な買い物を嫌なまま終わらせるのではなく、少しでも気分良く終わらせたいのが人情というもの。だから一度嫌な対応をされると、たとえ近かったとしても、モノがよかったとしても足が遠くなってしまうこともあります。モノがいいところは悪い対応されることは少ないけど。

 

逆に遠くても気持ちのいい対応をされたら、ファンになって何度でも通ってしまうものです。有名チェーンだと「ミスターワッフル」がそれにあたります。どの店員さんも親切で元気で、買い物をしていてとても気持ちがいいです。

 

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ということで、私が贔屓にしている(していた)お店をご紹介していこうと思います。店名と場所は出しませんが。

 

徒歩30分のベーカリー

「なんでそんな遠いところに?パン屋ならどこにでもあるだろうに。」とお思いになるかもしれませんが、何度も通いたくなる魅力があるのです。

 

店主自身が体調を崩した経験から、「体に負担の少ないもの」を探求し、すべてのメニューにおいて、原材料とその産地をすべて開示しています。マーガリンとショートニングは一切使用せず、パンのメインとなる小麦粉は、すべてポストハーベストフリーの国産小麦というこだわりっぷり。

 

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私も食べ物からの蓄積で体調を崩したことがあるので、ここのベーカリーの方針には共感するしかなく、ネットで見つけて来店するなり一瞬でファンになってしまいました。

 

店構え、商品、接客すべてがすばらしく、今では週に1度、子どもとの散歩のついでに訪れています。

 

近所の和菓子屋

スーパーで売っているヤマザキの団子は3個で100円程度ですが、和菓子屋の団子は1本90円。約3倍の価格差がありますが、やはり和菓子屋はモノが全然違います。

 

実家では前者のものばかり出てきておりましたが(親が買ってくる)、たいして美味しくなく、単に腹を満たす食べ物という認識で「和菓子」が好きではなかったのですが、妻に請われて近所の和菓子屋を訪問し、団子を購入してから、「あれは和菓子ではない、ヤマザキだ」と思うようになりました。そのぐらい、美味しかったのです。

 

以来、月に何度か通うようになりました。団子も美味しいのですが、その地域の銘菓に指定されている饅頭が非常に美味しいことに気づき、そればかり購入しています。妻に「あなた、それ好きねえ」と呆れられるぐらい。

 

子どもが生まれてからは、子どもを抱っこ紐で抱えてお店に買いに行くこともあり、気づいたら店員の方と世間話をする仲になっていました。私にとって初めてのことなんですよ、店員と世間話ができるお店って。それぐらい、店員さんも気さくで素敵なお店です。

 

激務のときに通った中華料理屋

20代半ばごろ、毎日終電で帰宅していた時期があり、家に帰ってからは何も食べられないことがありました(寝る前に食べると気持ち悪くなるから)。

 

そんな日が何日も続くと、「さすがに何も食べないのはまずいのではないか?」と思い、終電少し前に切り上げて、駅近くの小さな中華料理屋で夕食を取るようになったのです。私は外食が苦手なので、後から考えて見ても異例ともいえる行為ですが、そこまで色々と追い込まれていたのでしょう。

 

今は職場も変わりましたし、育休明けの職場も別の場所にあることから、わざわざまた通いたいと思うほどの味ではないのですが(美味しかったですよ。)、 ホールを担当していた(おそらく)中国人女性の方の感じが良かったのです。愛想がいいというわけでもなく、丁寧というわけでも(どちらかといえばがさつだった)ないのですが。

 

 激務の時期が終わり、そのお店からは足が遠のいていたのですが、一緒に働いていた先輩が退職することになり、「一度食事をしながら話をしたい」と誘われていたので、面倒だなと思いつつどうせなら慣れてるお店がいいなと思って、この中華料理屋に入ったのです。

 

店に入ると、いつもの店員さんがいました。私を見るなり「久しぶり。」と声をかけてくれ、いつも私が食事を食べていた席に案内してくれたのです。たまたまかもしれませんが、とても嬉しく感じました。

 

おわりに

他にも贔屓だったお店はいくつかあるのですが、チェーン店でも個人店でも私が贔屓にする店って無くなってしまうんですよ…。

 

ある程度空いていて、長居しても問題ないぐらい過ごしやすくて、店員さんがあまりガツガツしていないところが好きなのですが、それって「繁盛していない」ことと等しいのではないかと思っています。私が厄病神なわけではなく、採算が取れなくて店を畳むケースが多いのでしょう。確認したことはないので、真相は分かりませんが。