育休中、夫婦で子どもを介してお互いを褒め合っている話。

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先日、妻に怒られました。「あなたが頼もしすぎて困る!」と。ええ、惚気です。ごめんなさい。

 

育休も6か月(子どもは生後6か月)に入り、取得当初の想定だと、ずっと私が家にいるがゆえの「苛立ち」や「ストレス」を妻に感じさせてしまうかな?もしくは感じるかな?という不安があったのですが、杞憂でした。

 

毎日親子3人で楽しく過ごしていますが、子どもの成長に伴い、新たな楽しさを見出しました。

 

 

褒める

子どもが成長するにつれ、笑顔や不満顔、腕振りなどのリアクションや、声のバリエーションが増えてきたので、そこに勝手な説明を付けて、子どもを褒めるのみならず、お互いを褒める夫婦の遊びが生まれました。

 

妻を褒めるパターン

自分を卑下して嫌味にならないように伝えるのがポイントです。楽しくするはずの表現が、夫婦喧嘩の火種になってしまっては元も子もありません。

 

授乳編

子どもは授乳中に私を見つけると、「おうー!」といって興奮して授乳に集中しなくなってしまいます。そのため、授乳中は子どもの視界に極力入らないようにしています。

 

しかし、見つかってしまうときは見つかってしまうので、「そうか、ママのは美味しいって、パパに自慢しているのか!ママは優しいし、素敵だよねー!」と言って子どもの頭をなでて授乳を促すようにしています。

 

また、妻の頭を撫でて、「ありがとう」と伝えるようにもしています。

 

離乳食編

離乳食は基本的に妻が作っています。子どもは離乳食開始当初から苦にせず、むしろ美味しいと思って食べているようで、一口たべるごとにニコニコ笑ったり、もっと欲しいと口を前にもってきたり、飲み込むためなのか後ろをみたり…、バリエーション豊かなリアクションをしてくれます。

 

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私が離乳食を与えている時に、妻はキッチンで作業をしていることがあります。子どもを座らせている椅子は、離乳食に集中できるようにキッチンに背を向けるように置いているのですが、子どもは椅子から後ろを振り返ることがあります。その際は、

 

「ママー!美味しいよー!って伝えたいんだよね。ママは料理上手なんだよ。早く色々食べられるようになるといいね。」

 

みたいなことを子どもに話しかけ、妻にも微笑みかけ、次の一口の用意をします。

 

帰宅編

妻が買い物や気分転換で出かけるとき、子どもは私と二人でお留守番です。妻が帰宅して、リビングのドアを開けると子どもはそちらの方向を見て、帰ってきた妻と目が合うとニコッと微笑みかけます。

 

そんなときは「『ママー、お疲れさまー!会いたかったよー!僕、いい子で待ってたんだよ!』って言ってる感じだね」と伝えます。すると「そうか、いい子にしていたか!凄いねー!」と妻が返してくれるので、「ママー、大好きだよ!」と子どもの手を振りながら返します。

 

妻に褒められるパターン

妻はなかなかアクロバットな攻め方をしてきますが、オーソドックスなものをご紹介します。

 

料理編

我が家はカウンターキッチンなので、私が料理をしていると、息子が私の方を向いて二コっと微笑みかけてくれることがあります。

 

その際に「いい匂いがしてきたね。パパの料理、美味しいんだぞー!いつか食べられるのが楽しみだねー!」と妻が褒めてくれます。その時に、子どもが激しく動くこともあって、「食べたいぞ、早く食べたいぞ!」という解釈を加えてくるのには思わず笑ってしまいました。

 

料理に対するモチベーションが上がりますし、なにより作ることが楽しくなります。

 

お風呂上り編

私は子どもと一緒に入浴しています。子どもはすぐにのぼせてしまうので、子どもを先に出して、妻に着替えとスキンケア、授乳をお願いしています。

 

私がお風呂から上がり、リビングに戻るのは、だいたい授乳中なのですが、私が戻ってくると子どもが母乳を吸うのをやめて、「おお」と声を出して微笑みかけてくれます。その際に妻が「お風呂上がりのパパ格好いいねー!パパみたいにかっこよくなりたいって言ってるねー!」と褒めてくれます。

 

そんなことを言われたら、喜びのあまり腹筋ローラーで鍛え上げた腹筋に力を入れて、男前の表情をしながら応えてしまいます!(ただの阿呆です)

 

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寝起き編

子どもが眠りから目覚めるときは、大抵泣いています。寝かしつけをしたのが私だった場合、妻が「『パパがいないー!』って泣いてるの?そうだよね、パパの抱っこ気持ちいいもんね、寂しくなっちゃったんだよねー。」と言ってくれます。

 

「そうかそうか、それは仕方ないな、かわいいやつめ!」と抱き上げたくなること必至です。抱き上げて、泣き止ませてニコッとされたときには大きな幸せが待っています。

 

まとめ

もちろん、子どもを介さずに直接感謝の気持ちを伝えることもありますが、子どもを介して伝えると、冗談のような、本気のような、少し大げさでも嬉しくなるような言葉を簡単に告げやすくなります。子どもにとっては勝手な解釈をされて迷惑かもしれませんが。

 

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子どもが寝たときや一人遊びをし始めたときに、「さっきは(子どもを見ててくれて&自分を褒めてくれて)ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるきっかけにもなりますし、とても便利なコミュニケーションの手段だと思っています。