失われた読書録を求めて…というわけではないのですが、先日記事にした読書録を見つけてから、自分の読書履歴を整理したいという欲求にかられてしまいました。
2007年から2010年は手書きの読書録に記載がありましたが、それ以降に関しては何の手がかりもない…と思っていたのですが、Kindleを購入して以降はほぼ電子書籍で本を読んでいるので、ログが残っていることに気づき、ライブラリログを収集してみたのです。
Kindleを購入したのは2016年の夏ですから、2011年から2016年前半の読書録は失われたままですが、直近2年半の読書履歴のほとんどは追うことが可能になりました(紙でしか販売されていない本は紙で読みましたし、所有している紙の本の再読もあるので、すべては追えませんでした…)。
何のため?自分の、自分による、自分のための集計です。
Kindleのライブラリ一覧
手持ちのKindleからちまちま集計するのは面倒だと思ったので、何かいい方法がないかと探してみたところ、Amazonのヘルプページにその取得方法が書いてありました。
Amazon.co.jp ヘルプ: Kindleライブラリに保存されているドキュメントを管理する
これをもとに集計したのですが、以前契約していたKindle Unlimitedで読んだ本は入っていないようでした。きっと調べればわかるのでしょうが、時間もないし少々面倒でしたので、今回は割愛しようと思います。
Kindleで読んだ本の一覧
以下がKindleで読んだ本の一覧になります。読了日はメモしておりませんでしたが、購入してから1週間程度で読んでいるとみなしていただければ幸いです(もちろん電子積読もありましたが、その年に買った本はその年に読んでいるはずなので。)
約2年半で115冊。小説は読みやすいけれど、新書やビジネス本はサクサク読めないですね。
これを見ても「わー!」としか思えないので、読了年とジャンルで集計してみます。
集計結果
読了年とジャンルごとに集計した結果が下表になります。
ジャンルは適当すぎますが、社会人若手時代との違いを際立たせたかったのです。
先日、社会人若手時代の読書録を見たときは、その殆どが小説やエッセイだったのですが、ここ2年半はほとんど読んでいないのです。その代わりに社会人若手時代には手を出さなかったビジネス本に手を出しているんです。
2016年の読書冊数が少ないのは前半が集計できないのと、kindle unlimitedと紙の本で読んだ分がそれなりにあることに起因します。
2018年が少ないのは、育児に追われて読書の時間が取れないからですね。本当はもっと読めると思っていたのですが、そんな甘いものではありませんでしたね…。
ビジネス本が増えたわけ
ビジネス本といいつつ、新書とかも含んでいるんですけど、こういった本って持ち運びにくいし読みにくかったので、手を出していなかったのですが、Kindle購入を機に「どんなものか読んでみよう」という気になったのと、小説を読むことは「役立つ」のだろうか?と思い始めたのもあって、2017年は殆ど小説を読んでいないんです。
出世したこともあって、仕事で何か違いを作らなければ!飛びぬけた成果をあげなければ!という焦りもあったのかもしれません。
最終的には、小説を読むことは何かにすぐに「役立つ」ことはないけれど、日常や心を「豊かに」してくれるものだということに気づけました。無駄のようでいて、全く無駄ではないんですよね。
おわりに
以上、私のための読書録完結編でした(2011年から2015年の読書録は無いと思うので)。 自分の心の内を見られるようで恥ずかしい部分もありますが、こうやって振り返ることで、また読みたい本を再確認できたのもいい経験だと思いました。
他の人の読書録も覗いてみたくなりますよね。共通している部分があったら嬉しいし、話のとっかかりにもできて楽しそうです。