この時期、毎年のように妻に「そんなにクリスマスが待ち遠しいの？」と言われます。最初は何のことだかさっぱりわからなかったのですが、指摘されて「なるほど」と思うと同時に「決してそんなわけではない」と否定をするのでした。
以降、そのやり取りが定形化し、なにかの合言葉のような響きを持つようになっていき、今日も同じようなやり取りをするに至ります。
原因
一時期ショールカラーって流行りましたよね？これはノルディック柄と言うそうです。寒い時は前を閉める。
その原因はこちらの部屋着にございます。上は赤（トナカイ付き）、下は緑というクリスマスカラーなのです。決して示し合わせたわけではなく、着心地が良いものを合わせたらこうなっただけなのです。
元は購入ミス
この部屋着たち、元々は部屋着にするつもりなど毛頭なかったのです。ネット通販で購入したものの、写真のイメージと違っていたり、サイズ感が違っていたりしたものなのです。当時は「返品不可」と付いたものは何が何でも返品不可だと思っていたので…。
上のカーディガン(2012年購入)に関しては、写真はオレンジっぽかったんですよ。なのに届いた商品は真っ赤。赤はそんなに好きじゃないので、当然気に入るわけがなく。下のパンツ(2013年購入)は「スキニー」と冠しているのに全然スキニーじゃないんです…。
当時は今よりネット通販の写真とかサイズ感とか結構いい加減なものが多かった気がします。写真写り重視というか…。
「返品不可」は返品できない？
なお、この後懲りずにオレンジ色に見えたネクタイを購入し、ワインレッド色のネクタイが届いたので頭にきて自分で写真を撮影し、ウェブ上で見た画像と全然違う旨を問い合わせたら返品することができました。
写真付きで問い合わせフォームから問い合わせをしたところ…
着払いで送ってほしいとのメールが返ってきて
無事にキャンセルすることができました。
また別のネット通販でネクタイを購入した際、画像とは違っていなかったのですが、梱包が悪く剣先が曲がっていたり、着用しわがついていたりするものなども返品することができました。
なので、「返品不可」であっても、店側の不手際があった場合は指摘すれば対応してくれると思います。
お蔵入り
しぶしぶ着てみるも全然気に入らず、ヤフオクでも全然入札が入らないので、衣類入れの奥深くで眠ることになりました。そうして、結婚を視野に入れて不用品を処分しようと取り掛かった際に再度発掘するまで、一度も目にすることはなかったのでした。
寝かせてみたら…
不用品処分でこれらを発掘した時分、少し寒い時期でございましたので、これらを着て作業することにしました。気に入っている服は汚したくないですからね。新品同様品ながら、使い道がないので捨てるつもりでしたから、最後に使ってあげてもいいだろうと。
そうして不用品処分作業を続けていたのですが、着心地がいいことに気づいたのです。不思議なことに以前ほど悪く見えないし、これは処分しなくてもいいのでは？と思い、とっておくことになりました。
一度は処分しようと思ったものですから結構雑に扱ってはいるのですが、ガンガン洗濯してもほつれないし、非常に丈夫です。現在まで秋冬の部屋着として第一線で活躍してくれています。
おわりに
ちなみに、クリスマスが終わると、「いつまでクリスマスの余韻に浸っているの？」と言われます。これに対しても「決してそんなわけではない」と返すのが定例となっております。
将来、子どもにも言われるようになるのかな…？「お父さん、そんなにクリスマスが待ち遠しいの？」と得意げに。まあ、それも悪くない気がします。
