息子か生後二か月になったので、
予防接種を受けられるようになりまして、
早速、一回目の接種に行ってきました。
1歳までに接種する予防接種は5種類計13回
子どもが生まれると、自治体から予防接種の接種券冊子が送られてきます。
接種券は全部で13枚。こんなにやるのか!と最初は驚きました。
(自治体によって違いはあるのかもしれませんが。)
考えてみればそうですよね、生後間もない子どもは免疫がないですから、
罹る確率は低いとしても、罹ってしまったら重篤になってしまうものばかり。
しっかり予防接種で免疫をつけておかないといけないですよね。
13枚の内訳は以下のとおり。
※複数枚あるものは、複数回、時期をずらして接種する
この接種券を使って、公費負担(=無料)で予防接種を受ける仕組みになっています。
接種できる場所も冊子に記載されており、その中から都合のいい場所を選びます。
私たちは近所の小児科で受けることにしました。
また、任意接種(=有料)でロタワクチンの接種もお願いすることにしました。
1か月検診で診てもらった先生に、万が一罹ってしまった場合、
「障害が残る可能性が高いため、可能であれば受けておいたほうがいい」
と言われたので、リスクを避けるためにも接種させることにしました。
ロタワクチンを受けるためには予約が必要とのことで、小児科に電話してみると、
接種するロタワクチンは2回に分けて投与するロタテックスというもので、
1回あたり14,000円(2回合計28,000円)とのことでした。
(高すぎるよ…)少々値ははりますが、子どものことを考えれば安いものです。(まじかー。。)
また、ロタテックスは「飲むタイプ」のワクチンらしく、
吐き戻してしまう可能性があるため、「接種前の1時間は何も飲ませないように」
と言われました。親としても14,000円を吐き戻されたくないですからね。。
予防接種を4本同時接種で予約
ロタワクチンの件で小児科に電話したついでに、他の予防接種の予約もしました。
飲むタイプを含めず、最大4本まで同時接種を受けられるとのことだったので、
その時点で受けられるすべて(公費負担3本 + ロタワクチン)を接種してもらうことに。
<無料3本の内訳>
- 小児肺炎球菌
- B型肝炎
- ヒブ
3本以上の同時接種の場合、両腕の他に太腿部への接種になるので、
それを了承できない場合、2本の接種にして後日にもできるというお話でしたが、
「この先痛みを感じることもあるだろう。息子よ、耐えよ!」の精神で、
太腿部にも接種してもらうことにしました。
同時接種は特に危険でもなく、どちらかといえば推奨されているようです。
同時接種できる機会に同時接種しないほうが、リスクが高いそうです。
接種のために医療機関に通う回数が多くなりますし、
待合室で待たされている間にうつされる確率もゼロとはいえません。
接種してないものに関しては無防備な状態ですからね。
同時接種する・しないを選べるのは、親側が「可哀そう・いたわしい」と
拒絶反応を示す場合があるので、そういう選択肢を用意しているという話でした。
小児科へ
さて、予防接種当日。我が息子は何かを察知していたのか、
予防接種3時間前(予防接種は午後2時に予約)からギャン泣き状態になりました。
ミルクをくれー!ミルクをくれー!と言わんばかりです。
しかし、その時点で満足するまで授乳してしまうと、
予防接種の時にギャン泣き状態になる可能性が高いため、
(息子は現在、だいたい3時間おきにミルクを欲しがります。)
母乳チョイ飲みと抱っこでごまかしてその場を凌ぎ、
なんとか1時間前に満腹にすることに成功しました。
そうして抱っこ紐で抱きかかえてあやすと、出発の10分前には熟睡モードに。
体温を測ったところ、37.0℃問題なし!準備万端!
(体温が37.5℃以上だと医師の判断を仰ぐ必要があります。)
小児科までは徒歩5分ほど。その道中も息子は胸の中で寝息を立てておりました。
窓口で受付を済ませて、ロタワクチンの問診票を書いて待つこと10分。
(公費負担ワクチンの問診票は接種券冊子に付随しているため、予め記入済)
名前が呼ばれ、診察室へ向かいます。
予防接種開始!
診察室に入ると、問診票の内容について確認があり、
その後、息子の服をはだけさせ、聴診器で心音を確認されました。
聴診器は冷たかったのか、眠っていた息子の目が開きます。
見るからに不機嫌です!これはいけない!
心音は問題ないですが、息子的には問題ありです!
その後、先生から予防接種についてお話を聞いていると、泣き出してしまいました。
それでも先生のお話が続くのであやしながら聞いていましたが、
泣き声で半分聞こえません(笑)
「接種前からこれだから、接種したらどうなるんだろう。。」
と半ばワクワクしていると、先生が接種の準備に入りました。
摂取するワクチンに間違いないか、私たちに確認させてくれます。
まずは右腕から、慣れた手つきであっという間に打ち終わります。
息子、ギャン泣きです!
次に右大腿部。左腕と躊躇することなく流れ作業で打っていきます。
息子、ずっとギャン泣きです!
ワンパターンじゃなく、もうちょっと違うパターンで泣いてもいいんじゃないか?
そして最後に飲むタイプのロタワクチンです。
泣いているとなかなか飲ませるのも大変じゃないか?と思っていましたが、
そこは百戦錬磨の先生です。何回かに分けてどんどん投与していきます。
すると・・・
最初は口の中に何かが入って驚いて喚いた息子が、
2回目の投与ぐらいから泣き止むではありませんか!
投与の最後には笑っているように見えたのは気のせいか!?
どうやらロタワクチン(ロタリックス)はとっても美味しいようです。
そりゃー14,000円するもんな。いいところのご飯食べられる金額だもんな。
聴診器の不快感も注射の痛みもケロっと忘れたようで、
その後、帰ってからも終始ご機嫌でした。
予防接種無事終了
そんなわけで、息子の1回目の予防接種は無事終了しました。
次回は1か月後です。今度は5種類(公費負担4種 + ロタウイルス)を予約しました。
次回もギャン泣き必至でしょうが、味覚も変わらないだろうし、
締めのロタリックスがあれば大丈夫なんじゃないかと楽観的に見ています(笑)
ちなみに、予防接種のあとは副反応として、熱が出たり、
注射したところが赤くなったりすることがあるそうです。
息子も少し赤くなっていましたが、翌日には気にならないぐらいになっていました。
ロタワクチンの場合は緑色の便が出たり、下痢になったりすることもあるそうです。
息子は緑色の便が出ました。聞いてはいたものの、驚きます。
そして、便に触ったときはいつも以上に手を洗う必要があるとのことでした。
ゆえに、おむつ替えしたときはしっかりと石鹸で手を洗っています。
予防接種後は入浴可能なので、
お風呂でロタリックスはどんな味だったのか問い詰めてみましたが、
息子は秘密にしなければならないと考えているようで、
あうー、と言っては誤魔化していました。
育児休業していなかったら、妻に一任してこんな面白い経験できなかったんだろうな。