家計の管理は夫婦のどちらがするべきかという問いは無意味だと思っている話。

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我が家では家計の管理は私(夫)がしています。

理由は単純で、私の方が妻より管理が得意だから。むしろやりたいから。

 

男性だろうが女性だろうが、どちらが多く稼いでいようが、

働いていようが働いていなかろうが、どちらが多くの家事を担っていようが、

まったく関係がなく、得意な方・好きな方がするべきだと思うんですよね。

もちろん両方得意なのであれば独立採算制をとるのもありだと思います。

 

なんでこんな話を唐突にするのかといえば、

家計の話カテゴリで私が管理している前提でお話をしていたので、

そこになんらかの違和感を持つ方もいるかな?と思い、

念のために説明しておいたほうがいいだろうと思ったからです。

 

じゃあ、どんな風に管理しているの?奥さんは文句言わないの?

という疑問もあるかもしれないので、以下、蛇足的にご説明いたします。

 

結婚前のお話

付き合っている頃は二人とも正社員として働いていたのですが、

私たちが結婚について考え始めたころ、

妻の勤める会社が事業を畳むこと(=倒産)になり、妻が無職になりました。

 

妻は再就職先を探そうとしていたのですが、

あまりにも悲壮な表情で再就職について語るので、

 

無理して新しい仕事を探さなくても、(結婚後も)家計は困らないので、

一度、家で落ち着いて休んで、仕事や働き方について考えてみてもいいのではないか

と提案し、妻は家事見習いを経て専業主婦になりました。

 

その後、妻は自らの縫製の技術を生かしたお仕事を家で受注するようになり、

月に2~3枚、服を仕立てて稼ぐようになりました。

 

ゆえに私たち夫婦は

私:正社員

妻:専業主婦たまに内職

という身分であり、家計収入の大半は私が担っています。

 

夫婦で初めて家計の話をしたとき

こういった夫婦の場合だと、

なぜか奥さんの方が家計を管理するのが定石になってますが、

私は嫌でしたので、結婚する前に自分の家計簿を見せて妻を説得にかかりました。

 

妻は文句もなく、2つ返事でOKしてくれました。

それは、まず、家計を管理したことがないし、

人が稼いだお金を管理するのは抵抗があるとの理由でした。

 

妻は就職してからも実家で暮らしており、給料はお小遣いに使い、

残ったお金は貯金するか、年末の家族旅行の資金としていたそうです。

 

私は大学卒業・就職を機に一人暮らしを始め、

結婚するまでの8年間自分で生計を立ててきました。

家計簿はつけていましたし、カードやポイントや節約の術も心得ておりました。

 

正直な話、自分で稼いだお金は自分で管理したい!というエゴはありましたし、

自分で稼いだお金を人に使われることに強い不快感を抱いたこともあります。

 

ですが、妻あってこそ私は快適に生活をし、仕事に打ち込めるわけですから、

自分1人で稼いでいるお金ではないという思いが段々と芽生えてきて、

今ではまったく気にならなくなりました。もちろん、慣れもあると思います(笑)

 

妻は友達との会話で家計について話題に上がることがあるそうで、

「おかしくない?なんで管理しないの?」と言われることもあるそうですが、

おかしいとも思わないし、やはり管理もしたくないそうです。

 

それに私に任せておけば安心だとも思ってくれているようで、ありがたいことです。

自分で言うのも気恥ずかしいですが、しっかり信頼関係を築けているのだと思います。

 

具体的な家計の管理方法

基本的には私の収入だけで賄います。

妻の稼ぎは妻自身のお小遣いにするようにと伝えています。

(=自分の小遣いは自分で稼ぐことを仕事のモチベーションにしてもらっています。)

 

家計簿はExcelファイルで作っており、私が管理しています。

妻がいつでも見られる場所に置いていて、家計の透明性も確保しています。

月末に収支を2人でざっくり見返してもいます。

 

家計に関わる買い物(食費・消耗品費など)

妻の買い物に関しては、レシート(買い物の)を取っておいてもらい、

妻用のレシート入れを用意してそこに入れてもらいます。

レシートが溜まった頃、もしくは暇なときに私が家計簿ファイルに記帳します。

 

基本的に買い物にはクレジットカードの家族カードを使ってもらうようにしており、

当月、現金で支払った分のみを月末に妻に支払います。

 

私自身の買い物に関しても、妻と殆ど同様です。

自分用のレシート入れに入れたものを、私が家計簿ファイルに記帳しています。

私はその時々で一番オトクになる支払い方法(クレジットカード・電子マネー)で

支払っていますが、これを妻に強要することはありません。呆れられるから(笑)

 

小遣い

食費・消耗品費のほか、夫婦2人が必要だと思ったものは家計から出費しますが、

個人それぞれが欲しいものに関しては、それぞれのお小遣いから捻出します。

 

妻は前述の通り、自分の稼ぎを小遣いとしています。 

私はクレジットカードのポイント、Tポイント、ヤフオクの収益等が小遣いです。

基本的に電子書籍を買うぐらいなので、十分なんです。 

 

小遣いは月〇万円で多い少ないとかが度々話題に上がりますが、

あれってモチベーション的にどうなのかな?と思うんですよね。

家計全体を最適化することにつながらないし、定額制だから月の変動考えてないし。

 

ボーナスの扱い

月次で手元に残ったお金や、ボーナスは先の出費分(アパートの更新料・帰省費用)は

勘案して積み立てておき、残りは「ないもの」と見なし、貯蓄(投資)します。

 

急な出費があった場合は、積み立て分から賄うほか、

キャピタルゲインからも拠出します。

 

まとめ

大分長い蛇足でしたが、我が家ではこんな風に家計を管理しているという話でした。

これで結婚して以降、2年半に渡り家計は毎月黒字です。

 

独身時代に家計簿をつけ始めたときは、大分赤字の月が多かったですし、

(当時は雀の泪ほどのボーナスで賄っていた。)

結婚前は婚約費用とか挙式費用とかで大分嵩んだ月がありましたけどね。

それを糧として、家計管理術を身に着けたといえるのではないでしょうか。

 

今後も私が財布の紐を握っていきます!!!

(誰に対しての宣言化は知らないが)