私の住んでいるアパートは、インターネット回線が無料で使えます。管理費に含まれているのか、そもそも家賃が嵩増しされているのかは定かではございませんが。
ゆえに、我が家の「通信費」はスマホ・携帯・データ通信代のみとなっています。
通信費で月2万円近くかかるご家庭も多いと聞きますので、我が家はここを削って、(他のところで無駄遣い)ゆとりある生活を実現できているのではないかと思っています。
通信費内訳
通信費の内訳は下表のとおりです
項目 | 契約会社 | 月額(税込) |
---|---|---|
携帯電話代(私) | docomo | 1,708円 |
データ通信代(私) | 楽天モバイル(旧freetel) | 218円 |
スマホ代(妻) | DMMモバイル | 1,492円 |
合計 | - | 3,418円 |
※ユニバーサルサービス料は2円で計算
合計3,418円でタイトル通り3,500円を切っています。
では、細かく内訳について見ていきましょう。
携帯電話代
合計:1,708円
<内訳>
月額プラン:1,300円(基本料金2600円に対し、50%割引オプションあり)
iモード利用料金:300円
明細電子発行割引:-20円
消費税:125円
ユニバーサルサービス料:2円
「携帯電話」は所謂ガラケーと呼ばれるものです。
私は通話・SMS・一部のメールに関してはガラケーを使っています。安いから。
また、私が家にいるときに妻がどこかに電話したいときなど、使ってもらってます。
スマホは通話料がプラン代と別料金なので。
プランはタイプリミットバリューという、指定額以上使用すると使用できなくなるプランです。親が子供に一定額以上使わせないようにするためにできたプランですね。
なんでそんなに縛りのあるプランを使うの!?とお思いになるかと思いますが、
無料通信分の多さ(2,200円)と、「指定額」というのがミソでして、
デフォルトは3,000円なのですが、最大で15,000円まで指定できるのです。
ゆえに、達しない「指定額」に設定すれば、縛りがないものと同じになるわけです。
ドコモの無料通信分付基本プラン料金は
タイプSSバリュー(割引適用後934円)が最安なのですが、
無料通信分が1,000円となっており、我が家ではその額を超える月もあることから、
無料通信分が2,200円のタイプリミットバリュー(割引適用後1,300円)にしています。
ただ、無料通信分が大分余っており(かなりの繰り越しがある)、最近そんなに通話もしないので、タイプSSバリューへの変更も検討中です。
データ通信代
合計:218円
<内訳>
基本プラン:299円
高速データ通信利用料(100MB以上1GB未満):200円
キャンペーン割引:-299円
消費税:16円
ユニバーサルサービス料:2円
携帯電話のみですと、なかなかに不便な世の中ですので、私はipod touchをスマホ代わりにしてます。音楽プレーヤーとしても優秀ですからね。
ipod touchは通話・データ回線のないiphoneのようなもので、iphoneと同じOSを利用しており、iphoneで利用できるアプリの殆どが使えます。
ipod touchは単体ではデータ通信できないため、
モバイルルータを購入し、simを入れて使っています。
(家ではWi-Fiが使えるので、モバイルルータの使用は基本的に外出時のみ)
もともとfreetelと契約していたのですが、楽天に吸収されてしまったため、契約先は楽天です。契約プランはfreetel契約時のものと同じものを使っています。
何故freetelだったかと問われれば、24か月間299円引きのキャンペーンを実施しており、1年間は無料で使え、2年目も条件付きの割引がつくところに惹かれたからです。
料金プランは高速データ通信の利用容量に応じて料金が加算されるプランを使っています。低速データ通信(200kbps程度)の場合はいくら使っても料金は加算されません。
基本料金は299円(税抜)で高速データ通信は100MBまで利用可能です。
高速通信を1GB利用すると200円加算されて499円(税抜)になり、
以降1GBごとに料金が加算されていきます。
このキャンペーン、12か月目までは高速データ通信の利用容量関係なく、299円引きなのですが、13か月目から24か月目までは、高速データ通信を100MB以上利用したときのみ299円引きという制限がついており、高速通信をまったく利用しない時(299円)よりも、100MB以上1GB未満使った方(499円 - 299円 = 200円)がお得になるという、なかなか不思議なキャンペーンでした。
(低速データ通信切り替え忘れを狙っている?)
私が外出先でipod touchを利用するのは、メールと連絡用にSNS(LINEやtwitterなど)を使うぐらいで、ゲームはしないので、低速データ通信で十分です。
ゆえに、12か月目まではユニバーサルサービス料の支払いだけで済んでいました。
利用2年目(13か月以降)の現在は、月末に頑張って高速データ通信を100MB以上利用し(笑)、料金を安く(200円)抑えています。99円だろうがケチるのです!
スマホ代(妻)
合計:1,492円
基本プラン(高速データ通信2GB付):1,380円
消費税:110円
ユニバーサルサービス料:2円
※妻の私物のため、写真はございません。
妻は約2年前にiphone SEをアップルストアで購入し、MVNOのDMMモバイルの通話SIMを契約しています。DMMにしたのは、当時一番安かったからです。
高速データ通信に関しては、殆ど家で過ごしており、家の回線を使える為、1GBでもいいのでは?と思うのですが、妻の強い要望で2GBにしています。
このDMMモバイルのプランでは通話料は20円/30秒、プラン料金とは別にかかってしまうのですが、現在私が育児休業中で家にいる為、電話する必要があるときは私の携帯電話を使ってもらって節約しています。
私が外出中に用があるときは、LINEやワンコールで連絡してもらい、私からコールバックすることにして、妻のスマホの通話料を極力かけないようにしています。
MVNOに切り替えるまでの小話
妻は結婚して暫くはソフトバンクと契約しており、月の通信料(約9,000円)を自分の小遣いから捻出していました。(結婚当初は自分で払うと言っていたので)
しかし、基本的に家で過ごしており(家で服飾の仕事を受注して収入を得ている)、家にはWi-Fiがあるため、ソフトバンク経由で高速通信を使うことは外出時しかありません。また、通話することも少ないので、なんのために毎月こんなに高い料金を支払っているのだろうか?と疑問に思ったそうです。
私は家計に関しては減らせるところは減らしていますが、妻が自分のために自分で支払う支出(スマホ代も含む)に関しては関与しておりませんでしたが、妻からスマホ代の相談を受けたので、月額料金を安くするためにMVNO(=格安SIM業者)について調査し、最終的にその時点で最も安いと思われた、DMMモバイルにMNPするのがいいという結論に達しました。
当初、妻は大手キャリアからの乗り換えに不安を感じていましたが、大手キャリアと契約していることで特別にいいことがあったか?と問うと、逆に「ショップでいい思いをしたことがない」と返ってきたので、「それならば義理立てもないわけだし、変えてみてもいいのではないか?」と提案し、MNPで通信業者を変更し、現在に至ります。
「通話は基本的に私の携帯電話を使う」という縛りができたので、スマホ代は家計から捻出するようになり、妻としては月およそ9000円浮いて万々歳だったようです。
機種は買い替えになりましたが(DMMはドコモ回線のため。また、使っていた機種がSIMロック対象外だったため。)、使っていたのがiphone6だったので、オークションで高値で売却でき、MNPにかかわる料金と途中解約金はペイできました。
先ほど、「DMMモバイルにして、今まで何か不都合なことがあったか?」ときいてみたところ、「DMMモバイルにしたことすら忘れてた!」との返事が(笑)
替えたのを忘れるぐらい、不自由なく使えているようです。MVNOは通信が不安定という話もありますが、外出先でも全く気にならないぐらい問題ないそうです。
まとめ
以上が我が家の通信費についてのお話でした。
月額という意味では安く済んでいますが、機種購入費用や切り替え手数料もかかったので、初期費用を月々に均せば、もっとかかっていると見なせますが、その話はまた別の機会にしようと思います。
通信費のような月々の支払いは、積み重なると結構大きい額になるので、見直せるなら見直した方がいいと思います。
ですが、意外と漠然と「不安だから」と言って私の周りでも大手キャリアから通信業者を変更しない方が多いです。「不安」なら調べればいいのにと思うのですが。お金で根拠のない安心を買うんでしょう。
ゆえに、誰かに勧めるということはしないのですが、変更したいという方にはプランの検討も含めてお手伝いしますので、お気軽にご相談ください(笑)