Yahoo!プレミアムとの出会いと別れを繰り返し、今月でまたお別れしようと思っている話。

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私はヤフオクで不用品処分をしており、ヤフオクのオークション出品にはYahoo!プレミアム会員への登録が必要だったので契約をしています。

(現在はYahoo!プレミアム会員でなくてもアプリから出品できるようです。フル機能ではなく、縛りはあるようですが。)

 

このYahoo!プレミアム会員は月額498円(税込)かかります。一年間契約していると、約6000円にもなるんですよね。結構大きな出費です。場合によっては売却代金よりも額が大きくなり、お金を支払って不用品を処分していることにもなりかねません。

 

ゆえに不用品が溜まってきて、ヤフオクに出品する準備ができたときにだけ、Yahoo!プレミアム会員契約をし、不用品の処分をしています。

 

そして先月、あらかた不用品の処分が終わったので、解約しようとしたのですが…

 

 

引き留められた話

3月末にYahoo!プレミアム会員を解約をしようとし、手続きを進めていたところ、

「Yahooショッピングで3,500円以上の買い物で使える、3,000円のクーポン」を4月1日にプレミアム会員限定で配布するんだけど、解約しちゃうとあげないよ?いらないの?と脅されたんですよ。

 

私はYahoo!ショッピングのヘビーユーザーであり、ちょうど欲しいものがあったので、その脅しに屈することになりました。

 

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「クーポン利用分」の名目で3000円引いてくれました。

 

その後、売れないだろうけど出品しておいた、回転寿司状態の商品が続々落札され、「トニー君、解約しないでよかったでしょう?」と言わんばかりにプレミアム氏がどや顔で迫ってくる夢を見ました。

 

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4月の利用明細。なぜ今更?と思うぐらい売れました。

 

前にもあった引き留め

契約画面等は残っておりませんが、解約画面で解約手続きを進めていくと、あと3か月契約していてくれたらポイントあげますよ!

さらに4か月契約してくれていて、Yahoo!ショッピングも使ってくれてたらさらにポイントあげますよ!すべて獲得すれば合計で6000ポイントですよ!どうですか?

(期間とポイント数はうろ覚え。ただ、契約金額の3倍ぐらいもらえた気がする。)

 

といったような引き留めもありました。その際も、オファーに文句はなかったので解約しませんでした。Yahoo!ショッピングも使うし、ポイント使えるし。

 

他にも約3か月分のポイントあげちゃう!とかもあった覚えがあります。

 

別れた後も

引き留めがなかった時もありました。引き留めがないことに一抹の寂しさを覚え、頭の中に思い出の走馬灯が流れる中、解約ボタンを押下したものです。

 

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ありがとう。私も色々感謝してるよ、元気でね。 

 

そして私がYahoo!プレミアムを解約したことすら忘れかけてた1週間後、Yahoo!プレミアムからメールが来ます。文面を要約すると、以下のようなことが書いてありました。

 

「私たち、上手くいってたと思うのよ。だからもう一度やり直さない?本当に合わないと思ったら半年だけでいいのよ、あなたに尽くすから。お願い、考え直してみて。」

 

疑いの眼差しで慎重にメール文面を追っていきますが、言っていることに間違いはなさそうでした。そして甘言に乗り、再度の契約を果たします。

 

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6か月無料です(約3,000円分)。これもすごい。

 

そしてこの後、Yahoo!プレミアム会員特典として、ヤフオク!で売却金の受け取りをYahoo!マネー受け取りにすると、手数料分(売却金額の8%)がポイントで戻ってくるサービスや、Yahoo!マネーでショッピングすると利用額の1%がポイントで戻ってくるサービスを利用し、私は無料以上の恩恵を受けたのでした。

 

そして、無料期間の6か月を超え、契約期間8か月目に解約しようと思い立ち、冒頭の「引き留められた話」のお話に繋がります。

 

Yahoo!マネーとは?

Yahoo!が発行する電子マネー。預金口座からの入金と、ヤフオク!の売上金でチャージ可能。Yahoo!ショッピングヤフオク!、LOHACOで利用できる。チャージ金額、利用金額に応じてTポイントがたまる。

 

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Yahoo!ショッピングでの利用明細とヤフオクの売上金受取明細

 

今月は引き留められないみたい

今日は月末日なので、先ほどYahoo!プレミアム会員の解約手続きを進めていきましたところ、引き留めの画面は出ませんでした。

 

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引き留められるときは、この選択肢の前に引き留め内容を提示する画面が表示される

 

引き留められないことに少し寂しさを感じますが、来月は500円分の利用料以上の対価を受け取れるような予定はございません。Yahoo!ショッピングで買い物忘れがないか確認した後に、解約しようと思います。

 

引き留めについて思うところ

 

解約するときに引き留められるのは、どうでもいいサービスではない限り、嬉しいことだと思います。それによって継続する私のようなユーザもいるわけですし、ユーザ数を維持するという意味ではいい施策なのではないかと思っています。

 

解約という選択肢が思い浮かばなかった頃

 

しかし、継続ユーザに対しては何の還元もありません。私が初めてYahoo!プレミアムを契約したのは大学4年の春でした。そこから何年かは解約するという選択肢が思い浮かぶことなく、サービスを利用しない月も月額料金を支払い続けていました。(5年ぐらいかな。定かではないですが、長い期間でした。)

 

月にしてみれば数百円の少額ですから、さほど痛みを感じることはありませんでした。感覚が麻痺しているのか、その存在に気づいても「まあいいか」で済ませてしまっていました。今にしてみれば恐ろしいことです。

提供側も、その契約の存在を忘れさせるかのように沈黙を続け(当然、サービスを使ってないですけど、使いませんか?という連絡はない。)、それにより継続させられていたように思います。

こういった少額支払いの月額サービスはそれが狙いなんじゃないかな?とも思います。

 

契約を続けていることで、継続特典もありませんでしたし、なにも還元されませんでした。そもそも引き留めや再契約時の特典の存在も知りませんでしたから、それが当然だと思っていました。

 

通信業者も同様

 

月額サービスの長期利用者に対する冷遇は、携帯電話やスマホも同じものを感じます。何年使おうと、2年毎の契約となる縛りは変わりません。特定の月ではないと違約金を払うことになります。(2年縛りをしないプランもありますが、割引額が少なく冷遇される為、結局2年縛りを選ばせていますよね。)

 

その割に、新規ユーザの獲得にはキャッシュバックや、機種代の割引など、過剰ともいえる出費を惜しみません。最近では契約更新月にポイントをプレゼントするような長期利用ユーザ還元策も出てきましたが、その額は微々たるものだと思います。

 

おそらくですが、長期ユーザから十分すぎるほどの搾取ができるからこそ、新規顧客獲得の予算が捻出できるのではないかと思っています。新規顧客獲得施策を実施しなかった場合、どのぐらいの金額で月額サービスを提供できるのか、試算をしたら恐ろしく安くなりそうですよね。今支払っている額が馬鹿らしくなるぐらいに。

 

釣った魚に餌をやらない月額サービスの商法は、今いるところが一番安全だと思ってしまう人間心理を、うまく利用しているなと感心します。私は解約・再契約で恩恵を受けているので、このままでもいいと思ってしまうのですが。

 

まとめ

少しお話が広がりすぎましたが、以上が私とYahoo!プレミアムとの腐れ縁?のお話でした。

 

私は月額サービスの利用を都度都度見直し、いらないものに関してはどんどん解約しています(お試し期間は積極的に利用する)。少額でも結構嵩みますからね。

 

皆さんも、月末ですから一度見直して、いらないものは解約してみてはいかがでしょうか?

思わぬオファーがあるかもしれませんよ?