私の「育休日記」ブログですが、一番アクセスが多いのが、育児と関係のない「カレー」の記事です。日本の国民食の偉大さが身に沁みました。
ということで、この記事の二匹目のどじょうを狙うわけではないですが、今回もカレー粉でカレーを作ったので、その手順をご紹介しようと思います。
はじめに
前回はSTAUBのココットを使って、鍋の能力に頼ったカレーを作りました。あれを普通のフライパンや鍋で作ると、おそらく煮込みが足りないか、煮込みすぎて具の形が崩れるだろうなと思いました。
なので、今回はフライパン一つで作れるカレーをコンセプトに作ってみました。味付けはいつも通りアバウトですが、誰でも再現できるレシピになっているはずです。
また、「万能」という冠はカレーライスにしてもよし、パスタと絡めてボロネーゼ風カレーパスタにしてもよし、食パンに挟んでそのまま食べても、ホットサンドにしてもよしと、「様々な"主食"と合わせることができる」という意味で被せました。
材料
今回は冷蔵庫にあった、一掃したい余り野菜を使っていますので、「これじゃなきゃだめ!」というわけではございません。 レンコンを入れたり、しめじ以外のキノコを入れたりしても美味しいです。だいたいの野菜が合うので色々試してみると面白いですよ。
肉を並べ忘れました。。今回はジャガイモが思ったより多めになった。
食材
- 豚ひき肉 (多め) ※安かったので豚を。牛でも、鶏でも合挽でも大丈夫です。
- 新玉ねぎ (1/4個) ※
- 新じゃがいも (小玉2個) ※皮付き
- しめじ
- 新にんじん (1/4本) ※皮付き
- にんにく (1片)
- しょうが (少々)
- ピーマン(1個)
※食材はすべてみじん切り
調味料
- オリーブオイル
- 塩 (適量)
- こしょう (適量)
- 料理酒(大さじ1)
- しょうゆ(大さじ1)
- トマトジュース (200mlぐらい) ※具材の量を見ながら調整します
- カレー粉(大さじ1/2) ※お好みで。辛くしたい場合は大さじ1ぐらいまではOK
私はホールトマトが苦手なので、伊藤園のトマトジュース「理想のトマト」を使っています。そのまま飲んでも美味しいですし、パスタソースを作るときにも使えますし、様々な用途に使える為便利です。
濃縮還元なのですが、含有リコピン量とのトレードオフと割り切って使っています。
カレー粉は前回同様、GABANのカレー粉を使いました。スパイスの調合など考える必要がないので、便利です。 保存するときは蓋の下にアルミホイルを挟むと冷蔵庫の中に匂いが広がりません。

大容量。使いすぎると粉っぽくなるので注意。
にんにくとしょうがを炒める
フライパンにオリーブオイルをたっぷりとひいて、みじん切りのにんにくとしょうがを投入し、弱火~中火の間ぐらいで炒めて香りを出します(以後、炒めるときには火力を変えません。)。辛口にしたい場合、ここでとうがらしを入れるといいと思います。種ごと入れると激辛になりますよ。
オリーブオイルの量ですが、パスタと絡める場合は気持ち多めで大丈夫です。
ひき肉を投入する
にんにくとしょうがのいい香りが漂ってきたら、ひき肉を投入します。ひき肉にあらかじめ塩・こしょうを振りかけておいてもいいですし、この段階で一緒に入れてしまってもいいです。
塩の量はパスタと絡めるときは控えめにして、ゆで汁にたっぷり塩を入れるようにするといいと思います。
ピーマン以外の野菜を投入する
肉に火が通って色が変わってきたら、ピーマン以外の野菜を入れていきます。みじん切りにして細かく刻んであるので順番は特に気にしなくて大丈夫です。
どーんといれちゃいましょう、社長。どーんと!
ピーマンをこの段階で入れない理由は、ここで入れてしまうとピーマンの緑色が退色してしまって見栄えが悪くなるのと、後入れにすることで、ピーマンの味(甘苦さ)と触感を生かすためです。
トマトジュースを投入する
野菜が炒まってきたら、トマトジュースを野菜が浸るぐらい入れ、料理酒(大さじ1)、しょうゆ(大さじ1)を入れます。
この後、水分を飛ばしていくので、多めに入れてしまっても大丈夫です。甘くしたい場合は多めに入れます。
調味料を入れ終わったら、中火で加熱して水分を飛ばします。
水分を飛ばした後。わかりにくいかな?
ほどよく水分を飛ばしたら、火を止めて味見をします。ここで味見をして味を調えることが最も重要なポイントです。カレー粉を入れた後だとカレーの味が強いため、味の調整がしにくくなってしまうからです。この時点で美味しいトマトスープができていれば、殆ど成功したようなものです。
味が薄いと感じたら、塩を入れて調整してください。
カレー粉を投入する
味の調整が終わったら、カレー粉を投入します。今回はカレー粉を大さじ1/2杯入れて、やや甘めの味付けにしました。辛さを強めたい場合は、大さじ1杯までなら入れてしまっていいと思います。それより多く入れると、粉っぽくなって味が損なわれる可能性があります。
カレー粉を投入したら、しっかりかき混ぜて、一度火を入れます。十分に馴染んだら一度火を止めて軽く冷まします。(カレーの味が具材に沁みます。)
そして、食べる前にもう一度加熱し、最後にピーマンを投入して、軽くかき混ぜながらピーマンが鮮やかになる程度まで加熱すれば完成です!
出来上がりの写真。ピーマンの緑が食欲をそそる…かも?
キーマカレー活用例
作ったキーマカレーは「はじめに」で触れたように、ごはんと一緒にカレーライスにしても美味しいですし、パスタと絡めても美味しいです。今度、食パンでホットサンドを作ったときには写真を載せたいと思います。


(左)妻の発案で目玉焼きを乗せたカレーライス。玉子も合いますね。(右)パスタは細麺をセレクト。
まとめ
以上がキーマカレーの作り方でした。細かく刻むのが手間ですが、刻んだあとは炒めて煮詰めていくだけなので簡単です。
重要なのは強火にしないこと(そもそも料理する際は極力強火にしないほうがいい)と、カレー粉を入れる前に味見をすることぐらいですかね。炒める際に強火にしてしまうとせっかくの野菜の甘さをしっかり引き出すことができません。
「こんな食べ方したら美味しいよ!」とか、「この野菜を入れるともっと美味しくなるよ!」という情報があったら、是非教えていただきたいです。これから暑くなってカレーが登場する機会が増えると思うので、試してみたいと思います。
最近はGABANからインデラカレーに変えて作っていますが、インデラカレーの方がスパイシーに仕上がる気がします。いろんなカレー粉で作ってみるのも面白いですよね。