ナイル商会のカレー粉「インデラカレー」でカレーを作ってみた。

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私はカレー粉でカレーを作るのですが、使用するカレー粉はGABANのカレー粉(純カレーパウダー)一択でございました。十分美味しいし、他のものを使う理由がなかったからです。

 

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しかし、7月に見たじゅん散歩でナイル商会のカレーが紹介されていて、「カレー粉を変えてみるのもいいかも?」と思いGABANのカレー缶を使い切るのを待ってナイル商会の「インデラカレー」を購入してみたのでした。

 

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テレビミーハーというか、私もカレー職人の端くれですから、カレー粉を美味しそうに紹介されちゃったら試してみるしかないってね!

 

 

インデラカレー

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インデラカレー・スタンダード 100g 詰替用

 

ナイル商会が製造・販売するカレー粉です。その歴史は古く、約65年前、銀座のナイルレストランの初代オーナーととの出会いを機に誕生したとのこと(行ったことないけど)。

 

株式会社ナイル商会

 

保存料、合成着色料等の食品添加物は使用されていません。原材料はスパイスだけ。

 

チキンカレー

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人参がいっぱいあったので、ジャガイモを減らして人参多めで作りました。

 

和風ベースに鶏もも肉を使ってチキンカレーを作りました。うん、いつもの私のカレーの味ですね。煮込んでいる時物凄くいいスパイスの香りがしたのは開封したてだからなのか、もともといい香りなのか。

 

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(左)カレー粉投入直前 (中)カレー粉投入後1時間煮込んで味見したとき  (右)完成直前

 

辛さは妻曰く、GABANより少し辛いとのこと。私は同じぐらいかなと思っておりましたが、微妙な差に気づけなかったのかもしれません。

 

ビーフカレー

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カレーの水分は極力飛ばし、オリーブオイルで揚げ焼きにしたカボチャをトッピング

 

続いてはトマトベースに牛もも肉を使ってビーフカレーを作りました。うん、いつもの私のカレーの味です(笑)。トマトにも負けず、非常に使いやすいカレー粉だと思います。GABANにも同じことが言えますが。

 

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(左)カレー粉投入直前 (中)カレー粉投入後1時間煮込み味見したとき (右)完成直前 

 

スパイスの味が強すぎず、それでいて主張の強いトマトともしっかり調和しておりました。これはスパイスの入れ具合にもよるのかもしれないけど。

 

キーマカレー

2019.3.31追記

 

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具は粗みじん切り程度に細かくし、肉をたっぷり入れて作りました。

 

こちらもトマトベースで牛豚のひき肉を使ってキーマカレーを作りました。キーマカレーは水分少な目、煮込み時間も少な目でサッと作ってしまえるので楽ですね。

 

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(左)炒め途中 (右)完成直前

 

弱火でしっかり炒めた後、トマトジュースを浸るぐらい入れて煮込み、水分が少し飛んだらカレー粉を投入します。カレー粉をしっかり入れて辛口に仕上げたのですが、粉っぽくならずに旨辛に仕上げることができました。

 

これまで使っていたGABANとの比較

2019.3.31追記

2、3回カレーを使った時の感想は以下の「記事を書いた当初の感想」にある通り、GABANとの違いがよく分かりませんでした。しかし、何度もインデラカレーでカレーを作っていくうちに「インデラカレーの方が使いやすい気がする」と思い始め、それが改めてインデラカレーの400g缶を買った最近では確信に変わりました。

 

私のカレーを作る腕が上達したのかもしれませんが、GABANのカレー粉は辛さが足りないと思ってカレー粉を足しすぎるとカレー粉感が強くなるのに対し、インデラカレーの場合はカレー粉感が強くなることなくしっかり辛味を足すことができる気がするのです。

 

そしてその辛味の中に旨味があり、その旨味が食べるごとに増していく感じがして病みつきになってしまいました。

 

記事を書いた当初の感想

結局カレーはベースが味の基本となるので、同じベースで使って食べ比べをしてみないと分からないかな…というのが正直な感想です。私が味音痴なだけかもしれませんが。

 

ひとつだけ言えることはどちらを使っても美味しいということですね。以下、味以外の部分を比較していきます。

 

原材料

原材料の違いは以下のとおりです。

 

■GABAN

ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、ブラックペッパー、みかんの皮、ジンジャー、唐辛子、カルダモン、フェンネル、シナモン、その他香辛料

 

■インデラカレー

ターメリック、コリアンダー、チンピ、クミン、フェネグリーク、ナツメッグ、シナモン、その他

 

※赤字は違っているところ

 

みかんの皮とチンピは違うのだろうか?GABANの方が色々入っているんですね。インデラカレーの「その他」に含まれているのかもしれないけど(というかGABANの時も思ったけど、「その他」ってなんだ、「その他」って)。

 

価格

Amazonで価格を比較してみると以下のとおりです。

 

 

※記事執筆時点(2018年12月21日)の比較

GABANが220gで896円:100gあたり約407円

インデラカレーが400gで1750円:100gあたり約437円

 

さらにGABANのカレー粉はAmazon定期おトク便で注文すると割引されるので、現時点ではGABANの方がお得です。

 

 

ちなみに、今回試しに購入したインデラカレーは100g詰替用のもの(630円)を購入しました。220gでも使いきるの時間がかかったので、400gは使い切るまでに香りが飛んでしまうかなと思いまして。

 

おわりに

以上、インデラカレーでカレーを作ってみたお話でした。カレー粉とカレールーの比較なら違いがはっきりと分かりますが、カレー粉同士の違いはよく分かりませんでした…。どっちも美味しいもので…。

 

次はまたGABANのカレー粉を買おうと思います。そちらの方が安いので。買って使ってみたら、違いが分かってくるかもしれませんね!(ちょっと自分に期待している)

 

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あとは キーマカレーでも作って、違いを確認してみようかな。

 

使い切ってみての感想

2019.3.31追記 

 

というようなまとめ方でこの記事を書いた当初は締めくくったのですが、インデラカレーの美味さにハマり、GABANを買いなおすことはありませんでした。そしてインデラカレー400g缶に手を出し、現在では2週間に1度はカレーを作っています。

 

正直違いが分からないと言っていましたが、明らかに違うことに気づき、そして気づいたと思ったらハマっていたという…。インデラカレー恐るべし!