育休中、妻に「一人旅にでも行ってきたら」と言われて狼狽えた話。

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先日、妻とおやつを食べていたら、唐突に「あなた、一人旅にでも行ってきたら?」と言われました。

 

ここにきて、まさかの戦力外通告!?私、最近何か至らないことがあったかなぁ…、思いつかないということは、やはり気づかない部分でやらかしていたのだなぁ…。と狼狽えてしまいました。

 

 

発言の真意

「ど、どういうことだい…?」と声を絞り出して問うてみると、私の育児の適当さに辟易しており、たいして美味しくもない料理を全身全霊を込めて作ったかのように振舞った挙句、片付けを押し付けてきたこと幾千回、恨みつらみが溜まってもはや顔も見たくない。

 

というわけではなく、「私に自由な時間を与えたい」ということのようでした。

 

「自分はリフレッシュする時間を定期的にもらえているが、あなた(私)はその機会が殆どないから。」というのがその理由だそうです。

 

自由な時間

育休を取得して半年が経ちますが、丸一日どこかに一人で遊びに行ったり、友達と飲みに行ったりすることもなく、一人で遠出しても、買い物や散髪ついでの数時間ほど。

 

妻が私のこの状況に対し、「知らず知らずのうちにストレスが溜まっているのではないか?」という心配をしてくれていたようです。

 

確かに8月は遠出することが無かったし、一日中子どもの面倒を見ていたし、自分でも気づかない「疲れ」もあるのかもしれません。

 

何でリフレッシュするか?

かといって、一人旅はモチベーション的にも金銭的にも辛いものがあるので、お断りしました(笑)。結婚する前は一人旅で知らない土地を歩くのが好きでたまーーーーに行っていたんですけど、今一人で旅行しても「妻と子どもと来たかったな。」と思うことになると思うので。

 

では、何でリフレッシュしたらよいか?これが、定年後のお父さん問題的に「何をしたらいいか分からない」状態なんです。

 

趣味

結婚する前からのインドア派で、本を読んだり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりと家で楽しめることが趣味でした。何か色々集めていた気もするのですが、結婚を機に一斉処分したので、自分が何に執着していたのかを思い出せないほどです。

 

結婚してからは、ほとんどの時間を妻と過ごすので、妻の好きなテレビ番組を見たり、妻の好きなジャンルのゲームをしたり、妻に喜んでもらえる料理を作ったり…と、趣味が「妻が楽しんでもらう・喜んでもらう」になりました。そして、収集や所有することに執着がなくなり、私単独で行う趣味は読書ぐらいしかなくなりました。

 

敢えてカフェで読書をするか…。お金もかかるし、そもそも一人飲食店が苦手だし…うーむ。

 

季節の問題

気温が低ければどこまでも歩いて行けるので、散歩で知らない道を歩きに行こうかな、お金もかからないし。と思ったのですが、今年は酷暑で、暑さに弱い私は尻込みしてしまうのです。これが8月に遠出しなかった理由ですし…。

 

寒いのには滅法強いので、冬だったら余裕で出かけられるのですが。

 

涼しくなったら気晴らしに行こう

ということで、残暑が厳しい時期は今まで通り、家事・育児に勤しみ、少し涼しい日があったら、その時に長時間の散歩に出かけさせてもらい、リフレッシュしてくると妻にお伝えしました。

 

また、妻が調べたところによると、私の敬愛するキング・クリムゾンが11月に来日するらしく、「行ってきなさい!」と言われたので行ってくることになりました(笑)。なんで私より情報を持っているんだ…。

 

まとめ

結構、妻が深刻そうな顔で告げてきたので、最初は驚きました。自分でも気づかないレベルの疲れが表情か態度に出ていたのでしょうか?料理の味が落ちていたか?うーむ…。

 

普段、妻や息子の調子は良く観察して早めの手立てを打っていたのですが、自分のこととなると全く無頓着でした。自己管理もできてこそ一人前。まだまだ修行が足りないことを思い知らされます。

 

しかし、妻のおかげでちょっと先の楽しみができたので、良かったなと思います。