生後9か月に入ったからと言うわけではないのですが、食事の際に椅子に座らせていると、目の前のものを落として遊ぶようになりました。ただ落としてるわけではなく、遊んでいるんです。それは確実。
この遊びを私は「モノオトシゲーム」と呼んでいます。何を争っているのかは定かではありませんが、遊びの中に競技性を見出している感じがひしひしと伝わるゲームです。
ターゲット
落とし先の目印は特にないようなのですが、イケニエになるのは子どものおもちゃたち。落としてもうるさくないように、柔らかいおもちゃをセレクトしているのは親心。
妻の手作りおもちゃ+α
最初は振ったり、しゃぶったりして遊んでいるのですが、段々と飽きはじめ、何秒ですべてを落としきるのかというタイムアタックにトライを始めます。
ゲームスタート
食後の遊びとして名高い「モノオトシゲーム」は食後に飲むお茶入りマグを落とし始めたところで、ゲームの準備を始めます。「もう、喉は渇いてないんだよ!」という怒りを鎮めるために、テーブル上に生贄たちが配置されます。
殿、ちょっとフライング気味では!?どんな落とし方をしてやろうかと思案しているのでしょうか?
ニヤリと私の方を一瞥したときがゲームスタート。ただひたすら、イケニエたちを落とすことに集中するのです。
ゲームセット
全てを落とし終え、おもちゃたちの末路を追い終わったところで1ゲーム終了です。
ちょっと確認方法にドキッとしますが、しっかり固定されているので大丈夫です。マグとスタイも落とす!
これを何セットか繰り返し、「もう座っていたくないんだよ!」と文句を態度に表したところでゲームセットになります。
おわりに
ニュートンが林檎で万有引力の法則を閃いた(諸説あるようですが)ように、我が子もこの「モノオトシゲーム」で物理の法則を学んでいるのでしょうか?溢れんばかりの好奇心から「自分が落ちたらどうなるか?」を検証しようとしたら全力で止めたいと思います。
新しいおもちゃを追加するのではなく、既存のおもちゃでいかに楽しく遊ばせるかを考え家計支出を抑えるのも親の役目だと心得ております。ケチとか言わないでね。そうした親の工夫から、子どもも工夫心を学び、思いがけない遊びを編み出してくれることを願いつつ。いいコストカットになるからね。
ただ、アクロバットな遊びだけは避けて欲しいもの。でも、きっとやるんだろうなぁという思いはあるので、しっかり見守っていきたいと思っています。