先日、スーパーの地場野菜コーナーで大量に袋詰めされた青唐辛子が売っておりました。価格も手ごろだったので、妻が興味津々でしたので、試しに購入してみました。
私は乾燥させて赤唐辛子にして、パスタ様に保存しておくぐらいにしか考えていなかったのですが、妻は作りたいものがあったようです。作りたいもの、それは「味噌唐辛子」。
ジャムの容器に詰めてくれました。2瓶分完成。見た目は優しいですが、結構辛いです。。
作り方は、ブレンダーで青唐辛子を細かくすり潰し、唐辛子と同じグラム分の味噌(今回は100g)と混ぜ、醤油と酒を大匙1杯加えて少し煮詰めるだけ(味噌の風味が損なわれる気がしますが)だったそうです。
シンプルですが、肉料理や魚料理の味付けに使ったり、麻婆豆腐用の辛みそとして利用したり、焼肉のたれ代わりに使用したりと汎用性が高い調味料です。※味噌は市販の味噌(山吹味噌)を使いました。
ひょっとしてパスタにも合うかな?と思い、ペペロンチーノの味付けに利用してみたところ、美味しく仕上がりました。
ペペロンチーノ
ペペロンチーノはイタリア語で唐辛子のことらしいです。パスタ料理の正式名称はアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。イタリア語に訳すと、にんにく・オイル・唐辛子。つまり、この3つの食材を使ったパスタをペペロンチーノと呼ぶんですね。
今回作ったものは言うなれば味噌唐辛子パスタなのですが、ちょっと格好をつけるために、味噌ペペロンチーノと呼んでみました。
作り方
作り方はいつものペペロンチーノの味付けに使う塩を減らし、仕上げに味噌唐辛子を加えて味を調えるだけです。オリーブオイルをたっぷり使って仕上げることで、辛さが突出することなく、味噌と唐辛子とオリーブオイルが素敵なハーモニーを奏でました。
パスタが茹で上がる直前に、味噌唐辛子を適量投入し、サッと絡めます。味見をして辛すぎるかな?と思ったら、オリーブオイルを足すことで辛さを和らげることができます。見た目、全然ペペロンチーノっぽくないですが、お気になさらず。
作る際のコツについてはこちらでまとめています。
www.tonymctony.com
余った唐辛子は乾燥させています
今回、味噌唐辛子を作るだけでは購入した青唐辛子を消費しきれなかったので、乾燥して赤唐辛子にしています。本当に色が変わるのかな?と思っていたのですが、どんどん変わっていきますね。
(左)購入翌日。(右)乾燥7日目。毎日観察するのが楽しい(写真撮影場所と乾燥場所は異なります)。全部色が変わるまで、何日かかるかな?
赤唐辛子と青唐辛子
今回調べるまで知らなかったのですが、赤唐辛子は青唐辛子が完熟したものだそうです。栄養や効能は特に変わらないみたいですね。
その昔、「赤いのは辛いけど、緑のは辛くないよ」と言われ、友人の親に丸々一個食べさせられるという酷い目に遭ったことを思い出しました。。青唐辛子も見た目はおとなしいですけど、十分辛いですよ!
まとめ
乾燥したものが安く販売しているので、面倒なことをせずにそれを買えばいいじゃんとも思うのですが、「地場野菜の唐辛子」と言われると、なんだか美味しそうだったので、ついつい釣られてしまいました。安いのはだいたい中国産ですし、産地の違いも楽しめるかなと。
今回干しているものが完成したら、今度はペペロンチーノを作りたいと思っています。市販のものと違うのか!?それとも全然分からないのか!?両方で作ってみて、食べ比べするのも面白そうですね。