我が家では基本的に私が好きな音楽を流しているのですが、子どものための音楽も考えたほうがいいのかな?と思うようになりました。
ただ、思うようになっただけで、延々とキング・クリムゾンを流し続けていたのですが、子どもが変拍子でしかリズムを取ることができなくなって、「混沌こそ我が墓標名」とか言い出したらショックなので、私が効くに堪えうるキッズ向け?音楽である、KIDS BOSSAをたまに流すことに落ち着きました。
KIDS BOSSAとは
子どもたちの無邪気な歌声と、おそらく「歌のおねえさん」の歌声のギャップに震える、童謡・映画・ポップスの名曲を英語で歌うボサノヴァアレンジグループらしいです。
「らしい」というのはオフィシャルサイトの記述に詳しく書かれていなからです。さすがキッズ!!その無邪気さが素晴らしいです。
出会い
ビートルズの「Hey Jude」を子どもに聴かせたくて、Amazon Prime Musicで検索をかけたところ、KIDS BOSSAが検索結果に出てきました。私はボサノヴァが好きなので、どんなアレンジになるのかな?と興味津々聴いてみたところ…
子どもがたどたどしく歌っている!でも悪くない、これはいい!
と興奮し、一瞬でハマりました。「これなら子どもも私も楽しめるし、いいんじゃないか!?」と。
この曲は「KIDS BOSSA BEATLES COVER」という、ビートルズのカバーアルバムに収録されていました。「Hey Jude」を聴き終わるなり、アルバムごとダウンロードしてしまいました(Prime Musicで聴く分には課金が無いので)
このアルバムには、「Hey Jude」のほかに、ビートルズを知らなくても、一度は耳にしたことがあるであろう「All You Needs is Love」や「Hello Goodbye」なども収録されており、どれも原曲を壊さず素敵なボサノヴァアレンジに仕上がっています。子どもに「Please Please Me」とか「Love Me Do」を歌わせるとか歌詞的に大丈夫かな?とは一瞬思いましたが、まあ、カバーってそんなものですし。
邦楽も英語でカバー
「KIDS BOSSA Love & Smile」では、荒井由実(松任谷由実)の「ルージュの伝言」とMONGOL800の「小さな恋の歌」の英語歌詞ボサノヴァカバーが収録されています。どちらも原曲を壊さず、心地よいアレンジになっています。
このアルバムに収録されている「Daydream Believer」はザ・モンキーズの曲ですが、ザ・タイマーズ(忌野清志郎)の日本語カバーの方が耳馴染みがあるかもしれません(セブンイレブンのCMで使われていたので)。そういった意味では、邦楽のカバーと呼べるのかも?
ボサノヴァ以外もある
「KIDS BOSSA presents KIDS ROCKS」というアルバムは、ボサノヴァアレンジではなく、童謡やロックの名曲をほぼそのままカバーしたアルバムです。
QUEENの「We Will Rock You」のキュートさや、KISSの「I was Made for Loving You」のたどたどしさは一聴の価値あり!(妻は原曲よりKIDS BOSSAのカバーの方が好きとのこと。)
まとめ
以上、キッズといいつつ侮れない、KIDS BOSSAのご紹介でした。どれもAmazon Prime会員であれば、無料のPrime Musicで聴けるアルバムなので、是非一度聴いてみてください。
原曲もPrime Musicにあることがあるので、カバーと聴き比べてみるのも面白いですよ。