横浜市の野毛山動物園には子どもが生まれる前から度々訪れています。何故そんなに足繁く通うのかと問われれば、入場無料な割にしっかりしている動物園だからです!さらには桜木町から徒歩圏内であり、ショッピングのついでに立ち寄れるのも魅力の一つでもあります(あの上り坂を「立ち寄る」レベルと評する体力があれば…の話ですが)。
そんな野毛山動物園の魅力を、昨年初めて子どもと訪れた時の写真と共にダイジェストでお伝えしたいと思います。
野毛山動物園
野毛山動物園は、横浜市にある動物園です。公益財団法人横浜市緑の協会が管理しています。最初に申し上げた通り、入場料は無料で楽しむことができます。先日、家族で訪れた日は平日だったのですが、小学生や幼稚園児が遠足や散歩の一環として訪れており、なかなかの賑わいを見せていました。
無料とはいえ、そこそこ広い敷地の中には多数の動物たちが展示されています。小動物とのふれあいコーナーは、土日になると整理券制で混雑必至の人気スポットなのだとか(実際に体験したことがないのですが、遠くから見るといつも人であふれている印象です。)
アクセス
桜木町駅前からバスで約10分。徒歩では15~20分程度の距離です。京急日ノ出町駅からは徒歩で10分程度。近いといえば近いのですが、冒頭で「体力があれば」とお話した通り、野毛山動物園までの道のりは名前の通り「登山」なのです。山の頂にある動物園なんです。
桜木町駅から野毛山動物園にまでの標高差。NAVITIMEより
直線距離では1.2km程度ですが、そのほとんどが登り坂になっています。体力に自信があればどうってことはないですが、子連れだと結構大変です。ベビーカーを押して野毛山動物園まで行く人も見かけましたが、ピラミッドの建築現場みたいなものを連想してしまいました。
体力に自信がないなら、お金はかかってしまいますが、迷わずバスを利用した方がいいと思います。動物園内も坂が多いので、かなり体力を消耗しますから…。
動物たち
たいして写真を撮っていなかったのですが、参考までに写真に撮影した動物をご紹介していきます。写真に撮ったのが少ないだけで、これだけじゃないですからね!
トラ・ライオン
(左) トラ (右) ライオン
虎は動き回っていましたが、ライオンは寝ていました。動物園のライオンってだいたい寝ていることが多いですが、そのわけは夜行性だからなんですね。
猛禽類
なんだっけ…
猛禽類もいっぱいいます!いっぱいいすぎて名前を思い出せないぐらい…。
アリクイ
顔が見える状態になったところで撮影できました
アリクイもいます。殆ど動かなかったけど、顔が見れて嬉しかったです。アリを食べることぐらいしか知らないんですけどね…。
キリン
大きすぎて全体をうまく収められません。。
キリンもいます。近くで見ると本当に背が高いです。あの足で蹴られたら相当痛いんでしょうね…。痛いどころじゃないのか。。
カメ
すべて同じカメです。
園内には魚や爬虫類もいます。その中で何故か撮影したのがこのカメでした。矢鱈とアピールしてくる子で可愛かったです。
市電車両
中にも入れます。私が入ったときはおばあさんグループが談笑していました。
園内には、かつて横浜市内を走っていた、路面電車の車両が展示されています。動物園の下の「野毛坂」あたりでも走っていたとのこと。こういったものを見ると、どんな街並みだったのか、当時の景色を実体験してみたくなりますよね。
野毛はイタリアン激戦区?
無料だからという理由だけで、私がこの動物園に足繁くかよっているわけではございません。野毛はイタリアンの激戦区と言われており、たくさんの美味しいイタリアンレストランがあるのです。
私はピッツァが大好きなのですが、おいしいピッツァを売りにしたお店がたくさんあるので、毎回食べるのを楽しみにしているのです。
(左) サルシッチャのピッツァ (右)マルゲリータ
妻との最初のデートの目的が、ピッツェリアへ行くこと(表向きは水族館)だった程のピザ好きの私が唸るピッツァがあちこちにございます(初デートは野毛ではございません)
坂道でいい運動をした後のピッツァは最高です!!
おわりに
さて、ここまで書いてきて思ったのですが、動物に対しての愛着・興味が微塵も感じられませんよね。私、動物は嫌いでもないんですけど、そこまで好きでもないんです。妻は海の生き物から爬虫類まであらゆる生き物に精通しているのですが…。
かといって、動物園が嫌いなわけではなく、独身時代には何度か一人で訪れたこともあります。「こんな動物もいるんだ」とか、「あんなことしてるんだ」みたいな新鮮な気づきもあるし、何より散歩していて楽しいからです。
子どもが興味を持ったら、動物について真剣に勉強しなければいけないなとも思いつつ…。
家族連れでも独り者でもいろんな楽しみ方ができる、野毛山動物園(&野毛エリア)は何度も行きたくなる魅力で溢れています。