本日は、わが家に伝わる超手抜き料理「湯豆腐」をご紹介したいと思います。超手抜きということは、単に豆腐を茹でるだけなのでは…!?と思われてしまうかもしれませんが、豆腐だけではございません。ちゃんと野菜も鱈も入ってますよ!
最近は鱈が美味しいので、わが家ではこの料理が登場する機会が増えています。準備も手間も殆どかからないし、片付けも楽で美味しい最高の料理です。
湯豆腐
あらゆる料理に言えることかもしれませんが、湯豆腐にも様々なバリエーションがあると思います。どれが正統とか本格とかは置いておいて、わが家で作っている湯豆腐をありのままご紹介いたします。
ゆえに、これが入ってないのは湯豆腐じゃない!とか、これを入れたらただの鍋じゃないか!というのご意見もあるかもしれませんが、そのようなツッコミはせず、優しい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
材料
今回、湯豆腐を作った際の材料は以下の通りです。およそ2~3人前です。
食材
- 木綿豆腐・・・1丁(400g)
- 鱈の切り身・・・3切
- えのき・・・1/4袋
- 白菜・・・外側2枚ぐらい
- カットわかめ・・・少々
- 長ねぎ・・・1/4本
使用する調味料は醤油のみです。わかめは家にあるから入れているだけなので、無くても構いません。配分も毎回適当なので、こだわる必要もありません。豆腐は好みの大きさに、白菜とえのきはやや小さめに切っておきます。
加熱
写真では白菜しか見えませんが、下には各種具材が入っています。
まずは鍋に豆腐、鱈、えのき、白菜、わかめの順に具を重ねていきます。次に、豆腐が浸るぐらいの水を入れ、蓋をして超弱火で温めていきます。水分は少ないと思われるかもしれませんが、白菜から水分が出てくるので問題ありません。
超弱火。豚汁のときの写真を使いまわしています)
超弱火でじっくり火を通すことにより、野菜と鱈からえぐみが出ず、美味しい出汁が出てきます。また、鱈を豆腐の上に配置することにより、蒸し焼きのような効果が得られるのに加え、鱈がなべ底にくっつかず、洗い物も楽になります。
ねぎダレを作る
鍋を火にかけている間にねぎダレを作ります。長ネギを粗みじん切りにし、お皿にうつしてスプーンで軽く潰します。
(左)潰すので切り方は粗くてかまいません。 (右) スプーンで潰していきます。
その後、ネギが浸るくらいの醤油を入れ、軽く混ぜて馴染ませます。混ぜ終わったらラップをし、レンジで1分ほど加熱して完成です。
(左)馴染ませたあと (右)レンジで加熱後
なお、このねぎタレは納豆のタレの代わりに使っても美味しいです。余ったらいろんな料理で試してみてください。
仕上げ
鍋が煮立ったら火を止めて軽く混ぜてから器に盛り付けて完成です。超お手軽です!
(左)火を止めた後の鍋 (右)盛り付け例。
ねぎダレを好みの量入れて召し上がってください。野菜と鱈の優しい出汁と甘いねぎ醤油の味が絶妙にマッチします。美味しくてご飯が進んでしまいますよ!
おわりに
果たしてこれをレシピと呼んでいいのだろうか…と思うぐらい非常に少ない工程で作れます。超弱火でも、水を多く入れないので比較的速く温まりますから、調理時間もあまりかかりません。
この湯豆腐は豆腐と鱈のたんぱく質をたくさん摂取できるので、お米を食べなければダイエットにももってこいです。味付け的にご飯が食べたくなってしまいますけどね。
普段料理をしない方でも、簡単に美味しく作れるのでオススメです!洗い物も少なく済みますし、是非一度作ってみてください。なお、ねぎダレを作るのすら面倒だという人は、仕上げにねぎダレの代わりに味噌を投入すれば鱈の絶品味噌汁になりますよ!