産後ガルガル期の存在に慄いていたが実際は如何に。

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子どもが生まれてから、懸念していることがあったんですよ。産後ガルガル期(以下、ガルガル期)が妻にも訪れるのだろうか?ということを。

 

このガルガル期には、夫にイライラしたり、些細なことで攻撃的な言動をしたり、産前は見せなかったような態度や行動にでたりすると聞きます。

 

私もそのように豹変した妻の姿を見ることになるのか。なったとしたら育児休業中で相談相手もいない中、どうやって耐え忍ぼうか。と、臨月に入った頃は思案していたものです。

 

本日は、産後から子どもが生後2か月を過ぎた現在に至るまで(5か月目も追記しました)、このガルガル期に関して、私の妻の場合はどうだったか?をご報告したいと思います。

 

 

産後ガルガル期とは

産後の女性の心身には様々な変化が起こります。そりゃ大量に出血して、胎児とか胎盤とかを出すわけですから、変化がない方が不自然ですよね。

 

それに伴い、出産による身体のダメージから生存本能が働くとか、一時的にホルモンバランスが急激に乱れるとか、そういった理由で、情緒不安定になり、急に泣き出したり、子どもを他の誰にも触らせたくないあまり、周りに攻撃的になったりするそうです。

 

このような状態になる時期のことを産後ガルガル期というそうです。医学用語ではなく、俗称っぽいですけどね、響き的にも。

 

併せて、夫が育児に積極的でなかったり、協力的でなかったりすると、それに非常にイライラするらしく、一番の被害者は夫になるとか。今までいい匂いに感じていた夫の匂いが急に臭く感じられるようになって、一層嫌悪感を増すという話もあるようです。

 

妻の場合は…

私の妻の場合、結論から申し上げると、産後ガルガル期到来していないようです。普段の様子は、ほとんど産前と変わりません。むしろ仏のようです。誰もがなるわけではないので、不思議ではないですが、夫としてはほっとしています。

 

おそらく、子どもがNICUに入院していた頃に、子どもが色々な方にお世話になって成長していっていることを実感したからなのでは?と思っています。(詳しくは以下の記事の「帰り道で、妻が語ったこと」)

 

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この件について、妻に聞いてみると、子どもは「私がいなきゃだめ!」という感覚はまったくないようで、むしろ、「みんなにかわいがってもらってるのを見るのが嬉しい」そうです。

 

私が育児休業していて支えになっているという社交辞令もいただきましたが、社交辞令を言えるぐらい、妻のメンタルが安定しているのはいいことですよね。

 

気になる私の匂いが嫌になったかについて問うてみても、前と変わらずいい匂いだとも仰っていました。(こんな惚気いらないですか?)

 

変化したこと

ただ、産後に明らかに変わったことが一つあります。花粉症の症状がなくなったことです。

 

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妻は毎年、花粉が飛ぶ時期になると、目のかゆみ、鼻水、それに伴う体調不良といった典型的な花粉症の症状でていました。アレルギー検査でスギ・ヒノキの花粉症を持っていることが明らかになっています。

 

鼻は一昨年レーザー治療をしたのですが、軽くはなったものの、鼻水は出るようで、目には効果がないので、かゆくてつらい状態は変わらないようでした。

 

毎年4月に入るころには、鼻は荒れ、目は掻きむしりしょぼしょぼしてしまい…。というようなひどい状態だったのですが、今年はまったくそんなことがありません。

 

先日、一人で美容院にお出かけに行った際に、漸く自分が花粉症であったことを気づいたぐらい、まったく症状が出ていないのです。

(美容師の方との会話で花粉が話題になって気づいたらしい。)

 

サプリメントや、味噌汁の温度を調節するなど、他にも変わっていることがあるので、一概に出産したからと断言はできませんが、この変化はいいことです。 

 

あくまで「現在」のおはなし

産後から現在に至るまで産後ガルガル期らしい状態になっていないだけで、今後なにかのきっかけでそのような状態になることもあるかもしれません。

(ならないならそれが一番ですが。)

 

そのような状態になることのないよう、また、なってしまっても大丈夫なように、私としてはこれまで通り、仏の妻に使える身として滅私奉公を続け、粉骨砕身、則天去私の心づもりで専業主夫ライフを送っていこうと思ます。

 

追記:産後5か月

この記事を書いてから3か月経ちますが、現在でもガルガル期と呼ばれる状態にはなっておりません。

 

先日も、私の使用済みシャツの匂いを嗅ぎ、「いい匂いだねー!」と仰っておりましたし、夫婦関係にも全く問題がありません(惚気てすいません)。

 

妻が思い立ったらすぐにお出かけできたり、作りたいものを作ったりと、気分転換の時間がとれるというのは、育休を取って良かったことだと改めて思います。