早いもので、子どもが生後9か月になりました。今では当たり前のようにつかまり立ちをして、片手離しをしてガッツポーズを決めるのですが、数か月前は自分で動くことすらできなかったんですよね。
子どもの成長って本当に早いなぁと親の定型句をつぶやきつつ、最近はまた一つ成長がみられるようになりました。子どもにトレジャーハンター魂が宿ったようなのです。
お宝
彼のお目当てのお宝はこちら。
使用済みおむつの入った「おむつがにおわない袋」でございます。
※あまり気分のいいものではないので、小さくしております。
元はこれ。
彼はおむつ交換の度に自分の外したおむつに並々ならぬ興味を示し、袋ごとしゃぶろうとするのです。自分の製造したものに愛着があるのでしょうか?小用であるときより大用である時の方が付加価値が高いのか、涎を垂らしながら追いかけていきます。
箱に入れていたが…
本当に臭わないのか実験していたのだけど、いつのまにか実験が実践に。
我が家ではおむつ専用のごみ箱を購入せず、段ボールにごみ袋を入れ、ごみ袋も段ボールも都度捨てる方式を取っています。え、臭ってくるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、本当に臭わないんですよ、これ。
夏場もまったく臭わなかったので、BOSの技術力は素晴らしいなと感嘆している次第です。
しかし、いつからかその箱の存在に気づいた子どもは、自分の製造物を漁るようになってしまったのです。
応急処置
被せるのではなく、他の手段を取ればいいんでしょうけど、なんだか面倒になっちゃって…。
仕方がないので不要なタオルケットで段ボールを隠すことになりました。外側からまったく「段ボール」と分からないので、子どもは興味を失い、まったく近づかなくなりました。
しかし最近は…
タオルケットを鍛えた握力で捲り、お宝を発掘するトレジャーハンター
安堵したのも束の間、彼はなんらかの方法でここに製造物を入れた段ボールが入っていることを知り、タオルケットを外しにかかるようになってしまったのです!
正しい成長
親としては、隠し場所を失い再配置を検討せねばならなくなったことは困ったことなんですけど、 同時に喜ばしいことでもあります。
タオルケットを捲れるほど握力がついたこともさることながら、「隠していることが分かる」ようになったことも素晴らしい成長です。
身体だけでなく頭も毎日着実に成長していると思うと、なんだかしみじみしてきますよね。大きくなったなぁと(最近そればっかり)。
おわりに
さて、喜ばしくはありますが、トレジャーハンターにお宝を奪われ、しゃぶりつくされてしまうのは避けたいところ。
この後、取り上げたらむちゃくちゃ泣いた。
お宝を新たな場所に隠し、トレジャーハンターの目を攪乱する作戦に打って出ようと思っています。小さなトレジャーハンターの旅はまだ始まったばかり。大いなる秘宝を求め、親の手のひらの上で暫くは転がっていてもらいたいところです。