iDeCoを始めて1年。住民税の節税効果に驚いた話。

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私がiDeCo(個人型確定拠出年金)を始めて1年と少し経ちました。先日、今年度の住民税の通知が来て、昨年度の通知と比べてみたところ、その節税効果に驚きましたので、ご報告したいと思います。

 

運用報告はこちら 

www.tonymctony.com

 

 

iDeCoについて

iDeCoは60歳まで掛け金を引き出せないという縛りがありますが、その見返りとして強力な税制優遇を受けられる制度です。

   

私が昨年、iDeCoで積み立てたお金は23000円×9か月分の207000円でした。この支払った額に対しては非課税のため、年末調整で還付金が返ってきますし、掛け金が全額所得控除対象となるため、翌年支払う住民税(県民税・市民税)が減税されます。

 

年末調整還付金

iDeCoの運用報告をした記事でもご紹介しましたが、昨年の年末調整でiDeCoの効果により還付された額は約25000円でした。

※生命保険料の控除分もあったので厳密な額ではないですが、例年の控除額と比較したざっくりとした試算になります。

 

住民税節税

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所得控除欄の赤太字部分がiDeCoの掛け金。

 

平成30年度の給与所得部分を比較すると、平成29年度より、およそ40万円所得が増えていました。それに対して、今年の住民税の支払い額は3200円減っていました。所得が増えているのに、住民税が減ったのです!

平成30年度には医療費控除分もありましたので、iDeCoありなしでの厳密な比較にはならないため、iDeCoを始めていなかったら、どのぐらい住民税を払うことになっていたのか、シミュレーターで計算してみました。

 

juuminzei.com

 

試算の結果、iDeCoを始めていなかったら、およそ2万円ほど多く住民税を支払うことになっていたようです。これはすごい!!

 

まとめ

試算の結果、iDeCoに加入したことにより、年末調整の還付金で約25000円、住民税の節税効果で約20000円の合計45000円を節税できていることになります。

 

207000円掛けて、45000円が返ってくる。現在、銀行に200000円預けていても利息が1円程度しかつかないわけですから、これって物凄いことじゃないですか?もちろん、60歳まで資金拘束されるという縛りはありますが、凄まじいリターンだと思います。

 

始める前の試算で、ある程度節税効果について分かっていましたが、こうして実際に享受すると嬉しいものです。まだiDeCoを開始して1年ですが、始めて良かったなと思っています。