先日、息子の頭の臭いの記憶を辿った際に思い出したのですが、生後間もない頃、息子が睡眠時に唸ったり呻いたりしていたことを思い出しました。それこそ猛禽類のようにガーとかアーとか呻いていたんです。
この子は大丈夫なのだろうか…?と必死に様々な情報を仕入れましたが、結果は「よくあること」というものばかりで「本当なのかなぁ…?」と悩んでいるうちにいつの間にか呻かなくなり、気づけばそのことすら忘れておりました。
ほんの半年ちょっと前のことなんですけどね。
呻き声
「赤ちゃん 呻く」で検索すると「顔を真っ赤にして」とか「苦しそうに」とか出てくるんですけど、元々顔は赤黒かったですし、なにかあるとすぐに真っ赤になっていたので、呻いたり唸ったりすることだけで真っ赤になっていたわけではない気がします。
ただ、寝ている間は呻き唸っているので、室温と湿度を一定に保っていたこともあり、なんだか動物園のケージコーナーにいるかのような気分になったこともありました。
調査
これが毎日続くので、私たちは子どもが病気なのではないか?と心配しましたが、調べてみると「そういう子もいる」という話らしく、「時間が経てばいつの間にかなくなっている」とのこと。
胡散臭いものだと、「重大な病気が隠れている」とか当然のことをさもそれを原因とする根拠が曖昧なものから、「このミルクだと大丈夫」みたいな商売モノもありました。
対応
対応もなにも放っておくだけだったのですが、気づいたら呻かなくなっておりました。あの時は深刻に捉えすぎるぐらいだったのに、今の今まで忘れていたぐらいどうでもいいことになっておりました。
睡眠時以外は問題なかったし。まあ、寝てるときに欠伸するのを見て、「この子本当に寝てるの?寝てるのに欠伸するの?」みたいには思いましたが…そういうものなんでしょう。
おわりに
こういったことって子育てにはつきもので、これまでも些細なことが重要なことに捉ええてしまい、心配することはかなり多かったです。
そして、その心配を食い物にする輩が多いことも知りました。妻はそういったものに影響されやすい質なので、私以上に心配していました。生後間もない頃は「根拠を示していないものを信じる必要はない」と励ますことが多かったです。「根拠は?」としつこく言って怒られたことはいい思い出です…。
二人で子育てをしているからこそ、一人で妄信的にならずに意見交換ができたのは大きかったなと本当に思います。
子育ては未知との遭遇ばかりですが、ある程度信頼できるものを調べたら「そういうもの」と捉えておいて深追いをせず、しっかりと子どもの様子を観察しておき、なにかそれ以上の異常が発生したら、然るべき対応を取れるようにフットワークを軽くしておくのがいいのだと思います。