キャベツがある、ネギがある、そしてスーパーでタコが安い!すべての条件が揃った時、我が家ではたこ焼きフラグが立ちます。
妻も私も関西出身ではございませんが、かなりの頻度で作って食べている気がします。というのも、お洒落感目当てで機能は二の次でたいしたことはないだろうと思って購入した、BRUNOのホットプレートの使い勝手が非常に良くて、手軽にたこ焼き作りを楽しめるからです。
暑い日でございましたので、久しぶりに「ビールの気分だな」と思い、妻の許可を得てビールも購入し、美味しいランチタイムが始まりました。
全粒粉たこ焼き
たこ焼きは生地から作ります。「たこ焼き」の素的なものは利用しません。妻の秘伝のレシピがあるからです。生地系食物は妻の独壇場です。ポイントは全粒粉を加えて味にアクセントを持たせることだそうです。バランスのよいブレンドに辿り着くまでに苦労したとのこと。
なんでも「作る」妻の哲学のお話
全粒粉は小麦よりもGI値が低いので、血糖値・眠気対策もバッチリ!?
材料
まずは材料のご紹介です。
生地(種) 約30個分
- ①薄力粉小麦粉 ・・・ 50~70g
- ②全粒粉小麦粉 ・・・ 30~50g
- ③片栗粉 ・・・ 30g~50g
※①~③を合わせて150gにする。片栗粉が多いほどもちっとします。
- 卵 ・・・ 1個
- 顆粒昆布だし ・・・ 1本(5g)
- みりん・・・15ml
- しょうゆ ・・・15ml
- 水 ・・・430ml
顆粒だしはリケンの素材力だしを使用。たこ焼きとお好み焼きの時ぐらいしか使っていない気が。。
生地をしっかり混ぜ合わせます。寝かせなくても大丈夫です(というか、寝かせたことがないので)。
具材
- たこ ※お好きなサイズにカット
- 長ネギ ※みじん切り
- キャベツ ※みじん切り
具材はタコとキャベツがあれば、あとは何を入れても美味しいと思います。重要なのはキャベツをたっぷり入れること。キャベツの甘みと旨味が存分に出て、タコがいなくても美味しくなります。
長ネギの代わりにニラを入れてもよいし、しらすを入れてもチーズを入れても海苔を入れてもアクセントが出て美味しかったです。
工程(ダイジェスト)
たこ焼きの作り方は、型に生地を流し込んで具材を入れてコロコロ転がして出来上がりですから、特別な技術は必要ありません。要は慣れです、慣れ(以上、妻の弁。簡単に妻は仰いますが、私はうまくできません…)。
今回、「ダイジェスト」としたのは、私はキャベツを刻んだのと、完成したたこ焼きにソースと鰹節をかける以外、なーんにもしていないことに起因します。たこ焼きづくりはすべて妻任せの我が家。職人気質の妻の邪魔をしないように細心の注意を払い、写真を撮影しました。
1.生地を流し込み、具材を入れる
油(オリーブオイル)をひき、生地を流し込み、タコを一つずつ投入し、キャベツとねぎを盛っていきます。流麗な妻の手さばきは感動すら覚えるほど。オリーブオイルと、みりんの香りがほのかに立ち、食欲を刺激されます。
2.頃合いを見て、たこピックで転がす
出来立てアツアツを食べたくて、気が急いていたので、完成写真を撮り忘れるという失態を犯してしまいました。水分を多めにしているので、丸くするのが難しいようですが、形なんて気にしません!
3.皿に取り、お好みで味付けをする
ソースと鰹節をかけていただきます(妻はマヨネーズもかけます)。たこが不要に思えるほど、キャベツの甘さと全粒粉の香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でておりました。そしてまったく粉っぽくならない。他では味わえない、このたこ焼きの美味しさはなんと形容すればよいものか。ソースをかけなくても十分美味しかった。
店で売っているたこ焼きだと、食べすぎると胃がもたれて眠くなるのですが、このたこ焼きは何個でも食べられます。全粒粉・水分多め・オリーブオイルの為せる業でしょうか。
今回のお供
たこやきのお供といったらビールでしょう!そして今日は「エビスの華みやび」だな!と思い、売り場に行ったところ、見たことのないビールがございました。
サントリーのTOKYO CRAFTシリーズの第五弾「ベルジャンホワイトスタイル」だそうです。オレンジピールとコリアンダーを使用しているということは、ベルギーのホワイトビールのような味が楽しめるということではないですか!
ベルギーもワールドカップ勝ちあがっているし(関係ない)、これは飲みたい!と思い、買ってしまいました。
これ、非常に飲みやすいホワイトビールです。もともとホワイトビールって飲みやすいのですが、その中でもさらに飲みやすい。
まとめ
美味しいたこ焼きがあって、妻の職人技の域に達したたこピック捌きを堪能出来て、息子も可愛くて…こんなに幸せなランチタイムはお家ならではのもの。
ワールドカップのベルギー対フランス戦、これ飲みながら観戦してもいいかな…なんて調子に乗って言いそうになりましたが、妻に怒られそうなのでやめておきます(笑)