あらゆる棚へのつかまり立ちを制した息子はわが家の主であるかのように振舞い、駄々をこね、「だだ」と声を出してはダダと視線を合わせ、微妙にほほ笑む日々を送っています。
そして私の筋肉に憧れたのかは分かりませんが、各所でスクワットトレーニングを行い、「その日」に向けて励んでいるようでした。「ガンダム大地に立つ」を見ながら大地に立つ日を夢見て。
子どもが立つ日
つかまり立ちするのは生後8か月ごろ、歩き始めるのはだいたい1歳前後と言われていますから、つかまらない立ちをするのはその間ということでしょうか。実データがないので、目安なのでしょうが。
息子の場合
息子の場合、生後6か月の後半ぐらいからつかまり立ちをし始め、生後7か月ごろになるとあらゆる場所でトライするようになりました。
当初はつかまり立ちから支えを無くして後ろに倒れることもあり、ハラハラものだったのですが、段々とつかまり立ちも安定し始めたようで後ろに倒れそうになると自らしゃがんで危険を回避するようになりました。
しゃがんでも勢い余って転ぶこともありますが、直立のまま倒れるよりは衝撃が少ないのでちょっとは安心できます。
片手立ち
最近に至っては、「それ、本当に支え必要?」と言いたくなるぐらいちょこんと片手をついて立っていることがあります。また、座っている私の膝などで立つこともあるのですが、まったく力がかかっている感じがせず、軽々しく立っているのです。
そこで意地悪をして膝を外すと、驚いたようにしゃがみ「やったなー」という笑顔を向けてくれるのが最近のお楽しみです。
立ってる?
そんな遊びをしながら日々息子と共に過ごしているのですが、先日驚くべき光景が目に飛び込んできました。それはおむつを替え終わり、私がおむつ替えシートを畳んでいたときのこと。
最近はおしりふきの袋がお気に入りです。
え?もしかして立ってる!?
キッチンで離乳食を作っていた妻を呼び寄せ、二人でおそるおそる確認しました。すると…
一心不乱におしりふき袋にしゃぶりつく息子…。
ああ、軽く寄りかかっていたのね!驚いた!でもすごいな!
寄りかかり立ち
最近は立っている時に両手を使いたい欲求が出てきたのか、寄りかかる形で立つことを覚えたようです。前述のように壁によりかかったり、棚によりかかったり、私に寄りかかったり。
もう、ここまでくれば「つかまらない立ち」は間もなくなのではないでしょうか?
おわりに
もう一人で立っちゃうのか、そして歩くようになったらまた転ぶんだろうな…。この成長の早さは本当に恐ろしい。わが家の安全対策がまったく追いつきません。 育休が終わる前になんとか目処を付けねば!とは思っているのですが。
でも、とても喜ばしいことは事実であり、順調な成長ぶりに我が子は天才ではないのか!?と親バカぶりを発揮してしまうのも事実。
こんな瞬間に立ち会えるのも育休を取ったからこそなのかもしれません。本当、育休最高!