立つことに挑戦し続けていた息子が、遂に立ちました。先月は物に支えられての「よりかかり立ち」でしたが、今回は何にも寄りかからず立ちあがりました。
「でたー!」と「立ったー!」の昼間のような言葉を発して立ち上がり、少しするとしゃがみ、また立ち上がり…とスクワットのような動作を繰り返すので、私たち夫婦は号泣…ならぬ爆笑をしてしまいました。
息子、大地に立つ
写真を向けると座っちゃうので、なかなかいい証拠写真がとれません…。
寄りかかり立ちを始めてから、一瞬立つことはあったものの、移動するための次の動作に移る際のものだと思っていたので、カウントしておりませんでした。「まだ、君は立ったと言えなぁぁぁい!」と、一瞬で親バカになる心を鬼にして自らを制していたのです。
ゆえに、立ったことで感動もひとしお…のはずが、気づいたら立っていたので拍子抜けしてしまいました。
なお、ここに至るまで、息子はお風呂で必死にトレーニングを続けていました。そのお話を少しさせてください。
お風呂で練習
生後10か月頃から「お風呂に怖いものなし」という心持ちになったようで、最近は浴槽の中でアクティブに動くようになりました。桶でタオルすくいをしたり、いないいないばあをしたり、アヒル隊長を浴槽から洗い場へ放り投げたり…と忙しなく新たな遊びを編み出していきます。
そういったモノからモノへの移動時に、浴槽の縁をつかったつたい歩きだと遠回りになることに気づいたのか、ショートカットを画策し出したのです。伝い歩きをせずに、反対側の縁へ移動してしまえば速く辿り着けるだろうと。
序盤のトライでは失敗して水面に顔を付けて驚いて泣くことも多かったのですが、段々とうまくいくようになり、今月中旬には数秒立ち歩きで移動するようになりました。
浮力があって間接にかかる負担が少なくなるから、水の中だと立ちやすいんでしょうね。
地上で練習
お風呂でチャレンジしていることの復習とばかりに、日中はつかまり立ちからつかまっているものを話して私や妻に飛びつく遊びをしておりました。息子からすれば立つ練習なのでしょうが、私たちにしてみれば約10kgのフライングボディアタックの練習台となる苦行にも等しいものでした。
幸いにも「歯ぎしり+手にかみつく」セットよりはマシなので、この苦行には耐えられました。まさか、それを計算して先に「はぎしり+手にかみつく」セットで私を調教していたのか!?
おわりに
そして本日も何度も立ち上がり、立ち時間の自己記録更新に挑んでおりました。バンザイ立ちをしたり、拍手立ちをしたり、スクワットをしたりと立つバリエーションの研究にも余念がありません。
なお、その後一歩は歩こうとするので、私たちがフライングボディアタックの練習台という苦行から、解放されたわけではないことが悲しいところです。
1歳を迎えるまでに歩くことはできるのか!?乞うご期待!?