育休中、妻に言わないようにしている3つの言葉。そしてなるべく伝えるようにしている3つの言葉の話。

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育休中は妻と息子と四六時中一緒に過ごしています。そんなに一緒にいたら、相手の嫌なところが気になって、イライラして来ないか?と思われるかもしれませんが、育休5か月目に入った現在、まったく問題はございません。

 

結婚以来、仕事以外では殆ど一緒にいるので、その状況に慣れているというのもありますが、良好な関係を続けるために気を付けていることがあります。

 

それは、言葉。

 

普段の言葉遣いや言い方もそうですが、使うのを避けている言葉と、使うようにしている言葉を具体的に3つ挙げます。

 

 

 

 

言わないようにしている言葉

主に相手に多くの選択肢からの決断を強いたり、考えさせたりする言葉を使わないようにしています。選択や決断は、RPGで言えばMPを使用するので、何かをやらなくても意外と疲れるんですよね。

 

なにかすることある?

「なにか手伝うことある?」や「やることある?」なども同様です。この言葉は相手に現状を整理させたうえで、タスクを作り出し、優先順位をつけるという高度な作業を強いてしまいます。

 

親切心のつもりで使用するのかもしれませんが、自分では考えることなく、相手にすべて考えさせてしまうので、丸投げに等しいと思うのです。

 

自ら状況を整理すれば、やることは無限に転がっているので、軽いものでしたらすぐに済ませますし、時間がかかりそうであれば「○○するね」と断ってそのタスクに取り掛かります。何か優先して欲しいことがある場合は、声をかけた際にに言ってくれるので、そちらを優先にして実施します。

 

なんでもいいよ

食事や出かける先を決める際には、必ず何かしらを候補に挙げるようにしています。「なんでもいい」は完全に相手任せになり、相手に決断を強いていることになるので、選択がお互いにとって良くなかった場合の責任が「なんでもいい」と言われた側になりがちです。

 

私の場合は2、3個案を出し、その案に至るまでの理由を示してあげてから、選んでもらうようにしています。

 

■食事を決める際の例

提案:ナスのパスタ or 麻婆茄子

理由1:ナスをn日前に購入したため使いたい。

理由2:先日は鶏肉を食べたので今日は豚肉を使おうと思っている。

 

それでも選べない場合は私が決めます。自分から提案したので決めるのは容易です(どちらでもいいので頭の中でサイコロを振って決めます)。

 

子どもが泣いている

状況の説明にしかならない言葉です。泣いていたら、私も妻も分かりますから、泣いていると言ったところで、「だからどうした?」という思いにしかなりませんし、「泣いているのは私のせいか?」という思いも持たれてしまいかねません。 

 

子どもが泣いているのであれば、お互いに分かっている状況説明ではなく、子どもの様子を見に行けばいいんです。お腹が空いているのか、寂しいだけなのか、寝ぐずりなのか、その状況を確認して自分ができることをして、自分にできないことだったら相手に伝えればいいのだと思っています。

 

自分の子どもなんですから。

 

伝えるようにしている言葉

対して、意識的に伝えるようにしている言葉は感謝や労いの言葉です。

 

ありがとう

何かをしてもらったら、些細なことでも「ありがとう」と伝えるようにしています。そして、一日の終わりは「ありがとう」で締めくくります。

 

私は結婚当初、すべて当然のことだと思っていてあまりこの言葉を使っていませんでした。そうすると、やはり険悪になってくるんですよね。

 

後々、考え方を改めて多用するようにしたところ、夫婦仲が改善し、現在に至ります。 

 

お疲れさま

これは専ら子どもの授乳をしたり、着替えをしたり、子どものベッドメイキングをしてもらったときに、使っています。「ありがとう」とセットで使っていることが多いかな。

 

最近は家で仕事も始めたので、一区切りついたときに「お疲れさま」と伝えて、お茶を出すようにしています。仕事に育児に頑張っていますからね。本当にすごい。

 

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美味しい

これも結婚当初はあまり使わなかった言葉です。「美味しいのは当然、美味しくない時に美味しくないと伝える」という謎の自分ルールがあって、それが原因で妻が家を出て行ってしまったことがありました。

 

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以来、美味しいものはしっかりそのように伝えるようにしています。美味しいと言いながら食べると自然と笑顔が増えますし、和みます。言葉の意味自体は分からなくても、その雰囲気を息子が感じていてくれるのか、私たちの食事中はご機嫌なことが多いです。

 

まとめ

使わないようにしている言葉は、子育てに限らず、どのような関係でも使いたくない言葉です。親切なようでいて、全然親切じゃないですからね。

 

使うようにしている言葉は、どれもこれも特別な言葉ではないのですが、伝えるのと伝えないのとでは全く違ってきます。最初は付け焼刃的でしたが、慣れてくると自然と伝えるようになってきたので、習慣というものは大事だなと思いました。

 

一言で関係を良好にしたり、悪化させたり…、言葉の力って凄いなと思います。