苦手だったパスタやカレーを自分で作ることで克服したお話。

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今でこそ、毎週のようにパスタ料理(だいたいボロネーゼかミートソースたまにペペロンチーノ)を作っていますが、昔はパスタ自体好きではありませんでした。

 

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大学時代まで実家で食べていたパスタは、主に市販のパスタソースを使ったものでした。この味が嫌いで、夕食がパスタの日は憂鬱になったものでした。

 

特にスパゲッティミートソースやボロネーゼは大の苦手で、ポソポソした肉の触感とニンニクの臭さに、なんでこんなものを食べなくてはいけないのだろうか?と哲学的に考えた日もあったほどです。

 

一人暮らしをしていた時は「食べなければいい」ので問題が無かったのですが、妻と付き合い、結婚するに至り、「妻が好きな料理を食べなくてはいけない」というミッションが課せられるようになりました。

 

そう、妻が好きな料理は私が苦手な「パスタ」や「カレー」だったのです。。

 

 

食べ物の好き嫌いの話

私は食べられないほど「嫌い」なものは殆ど無いのですが、これは食べたくないな」と思う「苦手」ものが非常に多いです。選択肢として提示されたら絶対選ばないけれど、それしか無かったら渋々食べるレベルのものです。

 

なんというか、単調でたいして好きではない味が延々と続く料理が苦手なんです。

 

 

パスタの何が苦手か?

たいして美味しくない単調な味が、飽きやすい味の麺に絡むところです。外食すると、やたらとボリューム満点で出してくるところがありますが、お店にとってはサービスでも私にとっては「罰ゲーム」に等しく、食べきるのが辛かったです。なぜこれを頼んだのか。そもそもなぜこの店を選んだのか後悔するほどに。

 

 

カレーの何が苦手か?

カレーは塩辛いので、ご飯が矢鱈と進んで食べすぎてしまうし、食べすぎと油のせいで怠く感じることが苦手でした。結局、ルウとご飯食べているようなものだから、ふりかけご飯の方がマシなのではないか?と思ったほどです。洗い物も大変だし。。

 

 

妻の手料理で考えが変わる

妻の得意料理は「オムライス」であり、私が苦手な食べ物の一つだったので、極力遠慮させていただきたいものでしたが、付き合っていた時、何かの記念日かイベントで頼んでもいないのに「作る」と仰ったのです。

 

私は勿論たいして食べたくなかったのですが、「1食我慢して美味しいと言えば良いゲーム」と内心納得して、臨むことになりました。

 

予想に反して美味しかった

一口食べて、私の知っている「オムライス」とは全く違うものだと分かりました。あっという間に食べきってしまい、妻にも驚かれたほどでした。

 

この時、気づいたことがありました。私は「美味しくない」ものばかりを食べていて、実は「美味しいもの」を知らないだけなのかもしれないと。

 

苦手なものは敢えて作ってみる

妻の「オムライス」を食べて以来、店や市販のものが苦手なのであれば、自分が好きなように作ってみればいいのでは?と考え、実行することにしました。元々1人では外食を殆どせず、自炊をしていたので、料理を作ること自体には抵抗がありませんでした。

 

私自身、嫌いなものの何が嫌いなのかを考えていった結果、「たいして美味しくない味が延々と続くこと」だったので、そこを改善するように作りました。

 

パスタであれば麺を少なく、具を多めに、そして肉感を大切にと、苦手なものの真逆を取って作るようにしたのです。

 

妻にもお墨付きを頂く

するとどうでしょう「美味しい」ではありませんか。私がこれまで食べて苦手だったものは、一体何だったのかと思うほどに。

 

そもそも、私が何のために克服せねばならなかったかと言えば、「妻が好きな料理だから」なので、当然妻にも食べていただきました。そして「すごーい!美味しい!」というお墨付きをいただけたのです。

 

俄然やる気になった私は、毎年妻の誕生日に「妻のためのボロネーゼ20XX」を作るほどにその道を極めていくに至るのでした。

 

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まとめ

以上、苦手なものを作ることで克服したお話でした。カレーについても、苦手な原因を考え、克服しました。今では毎週のように作っています。

 

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「自分で作った方が、美味しいし安上がりだったら、外食する必要がないでしょう?」という論理で我が家は外食費を抑えています(妻が「外食したい!」と言い出したときは、ちょっといい材料を買ってきて料理を作りシャットアウトします)。

 

しかし、「ラーメン」に関してはいまだに克服できていないので、「ラーメン」に関することが妻の目に入らないよう細心の注意を払い、生活している次第です。