パリピの子はパリピ。シャイでも人見知りでもパリピ。

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2歳になるすこし前から、息子がハイタッチを求めてくるようになった。しかも「イェーイ」という掛け声付きである。以来頻度は少なくなっていったのだが、変わらずハイタッチを求められている。と思ったら、最近はタッチのバリエーションと頻度がまた増えてきた。それは誰の血だい?

 

 

パリピの子はパリピ

もちろん私の血だろう。シャイで内気なところばかりか、内に秘めたるパリピ魂までも遺伝してしまうとは、遺伝子とは恐ろしい。

 

息子の写真を載せた年賀状を送った書道の先生(小学生の頃に通っていた)から「ぶんぬきだね!」と返事が来たのは外見のことを言っただけではなく、中身も見透かせていたのかもしれない。師の慧眼には驚くばかりである。

 

パリピ魂

なお、私は内気でシャイなので、ステレオタイプイメージな所謂イェーイパーティーは苦手である。でも、パーティーは好きである。自分が主役なら猶更だ。ジャイアンリサイタルだってやってしまえる。動画が見たい?お断りだ!

 

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そんなわけで以前記事にもしたが、20代の頃から30代にかけて、自分の誕生日パーティを主催してしまったのだ。これは確実にパリピ魂の為せる業である。自分の中にパリピ魂があったことに驚いたが、嫌悪するものではなくそれも内なる自分であるし、これを発見できたことで自分探しの旅が終わった気がしないでもない。

 

このパーティーの経験が生き、社内プレゼン大会で優勝し、なぜか社外の賞に応募することになって入賞し、北海道で講演する機会までできてしまった…という話は完全なる蛇足か。

 

人見知り

話が逸れたので元に戻そう。息子はとっても人見知りである。私も妻も人見知りであるから、順当にそのDNAを受け継いだ人見知りのサラブレッドである。

 

つい最近まで何度も会っている義母と義妹に対し、会う度にものすごい勢いで泣き続けていたし、買い物に行ってレジの人に声をかけられるだけで泣いていた。

 

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しっかり外を歩けるようになってからも、レジに行く直前で足が止まって動かなくなってしまっていたし、道でこっちを見ている知らないお年寄りと目が合うと私の後ろに移動し、必死に身を隠していた。まあ、申し訳ないけど知らないお年寄りの行動は私でも怖いけどね…。

 

ただ、2歳を少し過ぎてからは義母や義妹に対して最初は警戒するものの泣かないようになり、少し時間が経てば仲良く遊べるようになったし、抱っこ紐なしの買い物もなんとかできるようになってきた。

 

そんな矢先のコロナ自粛である。自分に対する警戒心が和らいで、これから楽しく過ごせると思った矢先の外出自粛には相当つらいものがあるだろう。運命の悪戯とはかくも不条理なものであるのか。

 

パリピ魂発動

そんな人見知りの息子であるが、冒頭のお話のようにパリピ魂が発動する。指の爪を切る度にイェーイ!とハイタッチを求めてくるし、ごはんが美味しいとハイタッチを求めてくるし、ご飯を作ってるときにすらハイタッチを求めてくる。なんなら何もない時でも突然求めてくる。

 

音楽を流せば子どもの歌のみならず、YESの「危機」でもノリノリで踊るし(なんで変拍子で踊れるのか)、私に楽器を弾くように求めてくる(実際に弾くとなぜか怒られるので弾くふりだけする)。

 

「危機」は20分近くあるのだけど、それで踊り続けられるのってなんでなの…。そして歌が終わればお約束のイェーイとハイタッチだ。ごめん息子よ、私そこまでのパリピ魂持ってない…。

 

パーリーパーリー

ある時は私が仕事から帰ってくるなり、「パパ、パーリーパーリー!」とはしゃぎながら言っていた。いや、私はパーティーに行っていたのではなく、仕事に行っていたんだよ…。そしてどうやって覚えたんだい?

 

後日、トーマスの登場人物であるパーシーのことを言っていたのだと気づいたが、パリピ道を突っ走るのではないかと本気で心配したものだ。

 

おわりに

実はこの話は2か月前に書きかけていたものだから、当時のテンションについていけずに困ってしまった。私はどう話を持っていこうとしたのか?そしてどうまとめようとしたのか?皆目見当がつかない。

 

明らかなのは、今日も息子が「イエーイ!」とハイタッチを求めてくることだ。彼は毎日の挨拶のようにそれを求めてくる。私の調理中に求めてくる率が高いのはなぜだ?包丁持っていると危ないんだぜ?

 

え?ごはんが楽しみで仕方がないからだって?そうかそうか、今日も美味しい料理を作るから、楽しみにしていておくれ。