育休中は子供の世話だけでなく、妻のケアも大切だと思う。

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生後7~8か月の時期は1、2時間おきに子どもが目覚めてしまい、私たち夫婦は連続睡眠時間が取れず、とても苦しい時期でした。睡眠不足がたたると、様々なところに支障が出てくるのは仕事も育児も一緒の話で、単純なことが何故かできなくてイライラしてしまったり、気分の浮き沈みが激しかったりととても辛かったです。

 

ゆえに、睡眠時間を稼ぐために私は必死になっていました。そんな時に妻に言われた一言がとても心に刺さり、申し訳なく思ったのでした。

 

 

「寂しい」

生後7か月の頃のスケジュールを見ていただくと分かるのですが、この頃は昼に息子を寝かせると同時に私も寝て、夜も寝かしつけたらすぐに寝ていました。

 

 

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そうすることで自分の睡眠時間と休息は確保できましたが、自信の回復を優先するあまり、育休を取った目的の一つでもある「妻との時間」を過ごせていなかったのです。

 

それに気づいたのは、ある時妻に言われた「寂しい」という一言でした。

 

合理的ではないけれど

仕事をしていたときは、極力合理的な判断を選んで最短距離で駆け抜けることを是としてきましたし、それでうまくやっていたと思います。ゆえに、仕事であればしっかりと休息を取り、仕事中に最大限の力を発揮できるように体調を整えることは理に適っています。

 

しかし、育児は仕事ではないのです。育児と言うのは家族みんなで子どもを育むこと。一人でやっているものではありません。自分がいて妻がいて子どもがいて、それぞれ感情的なやり取りも交えて成長していくことなんだと思っています。

 

疲れは思考停止を引き起こす

そのように「思って」はいたものの、疲れ切っていた私はそのことを思い出すこともなく、ひたすら仕事をこなすマシーンのように思考停止に陥り、妻の気持ちを蔑ろにしていたのです。

 

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「結婚したのに、一緒にいられるのはお休みの日ぐらいなんだね。」と呟いた妻に心打たれて、育休を決意したようなものなのに、育休中ならいつも一緒にいられると、楽しい毎日を過ごそうと語ったはずなのに。

 

「寂しい」と言われてしまうなんて…。

 

深く反省

その一言が突き刺さり、反省しきった私は一日のスケジュールを徐々に変えていきました。ちゃんと妻と過ごす時間を作る。他愛もない話をする。一緒に笑う。

 

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そうして育休8か月目からは考え直し、機械的な育児処理時間を過ごすのではないスケジュールに移行でき今日に至ります。

 

おわりに

2か月経った今だからこそ、少し冷静になって当時を振り返ることができた気がします。今回は自分への戒めも兼ねて記事にしたので、分かりにくいところがあるかと思いますが、ご容赦ください。

 

もちろん、仕事的な要素を育児に取り入れてうまくいくこともたくさんあると思います。しかし、それと同じように育児に取り入れてうまくいかないこともたくさんあるんですよね。「育児と仕事は一緒」「育児と仕事は違う」そのどちらも合っていてどちらも間違っている。

 

どちらも分かっている人なんてごく僅かしかいないんだろうし、それも十人十色なんだから、自分なりの答えを見つけていかなければならないのでしょう。

 

ん?なになに?今度は「育休が終わったら寂しい」ですって?その対策は少し考えさせてください…。