「初めてこれを食べたのはいつのことだっけ?」と妻が朝食にミスターワッフル(チョコチップ)を食べながら聞いてきたのです。私はミスターワッフル(アーモンド)を食べながら、2014年の2回目のデートの時だと回答し、その時も今と同じ味のワッフルを食べていたよと付け加えました。
本日は、そんな私の思い出話を一つご紹介したいと思います。当時の私の横浜デートパーフェクトプランをご紹介いたします!!(大風呂敷を広げてみましたが、果たして!?)
初めてのミスターワッフル
私が初めてミスターワッフルを食べたのは、渋谷にミスターワッフルがあった頃ですが、妻と一緒に初めて食べたのは、冒頭でご紹介した通り、2回目のデートの時でございました。
私が初めて食べたときの話
当時は付き合ってもいなかった妻に、ミスターワッフルの美味しさを猛アピールして漕ぎつけたこのデートでは、ミスターワッフルの回し者と言われても仕方がないぐらい、ミスターワッフルへの愛を語る欲望にかられることになるのです。
スタートはルミネで食事
待ち合わせは横浜駅、時刻は11時ごろでした。お昼を食べてから野毛山動物園に行こう(そしてワッフルを食べよう)という誘い方をしていたのです。ミスターワッフルが食べたい一心で。
ゆえに正直な話、ランチはどこで食べてもよかったのです。ミスターワッフルが食べられれば。ミスターワッフルへのアクセスの良さと、ルミネ商品券が使えるという吝嗇な理由から、ルミネで食事をすることにしました。
(一応)何が食べたいかを問うと、和食的なものと返ってきたので「豆ちゃ」というお店に入りました。何を食べたのか、そしてそれが美味しかったのかは覚えていません。私は「ワッフルは何味を食べようか?」ということしか考えていなかったのです。
ミスターワッフルへ
12時過ぎに食事を終え、ミスターワッフルへ向かいます。その日は平日でしたので、あまり人は並んでおりませんでしたから、割と早く購入することができました。
妻からはチョコレートが好きだと聞いていたので迷わずチョコチップを薦め、私は迷った挙句アーモンドを購入しました。ルミネカードで購入すると5%オフですが、私は当時、ミスターワッフルの為だけに交換したルミネ商品券を大量に所持していましたから、ルミネ商品券で支払いました。
野毛山動物園へ
今だったらここから野毛山動物園へ歩いて行くところですが、当時の妻は「10分歩くの?ならばタクシーを使えばいいじゃない。」とでも真顔で言いそうなお嬢様でしたから、仕方なくJRを利用し、桜木町まで移動しました。
桜木町駅から野毛山動物園までは坂道なので、今思えばバスを使った方が良かったと思いました。
こちらで桜木町から野毛山動物園の坂のキツさに言及しています。
ミスターワッフルから野毛山動物園
ちなみに、ミスターワッフルから野毛山動物園まで歩くと31分ほどかかるようです。距離にして2.6km。
おそらくここで「30分歩いたあとに食べるミスターワッフルは最高に美味い」と、声高に主張して歩く選択をしていたら、妻とは結婚できていなかったでしょう。
野毛山動物園
野毛山動物園に到着した後は、動物を見るふりをしながら、ミスターワッフルを美味しく食べられるスポットを具に検討し始めました。その日の気温、空模様、客の入りから総合的に判断した結果、大池の前の屋根付きベンチの前で食べることに決定いたしました。この場所はワッフルの味、見た目、触感を存分に味わえる場所だと自負しております。
ミスターワッフルの感想は
妻がワッフルを初めて食べた感想は「美味しい」でした。今までお店の存在と、いい匂いを漂わせていることは知っていたようでしたが、見かける度に長い行列ができている為、二の足を踏んでいたとのこと。今日、一緒に食べることができて嬉しいと仰っておりました。私は「それはよかった」と感嘆の声を上げ、莞爾として笑いました。
ここで「ミスターワッフルのワッフルなんだ、美味しいに決まっているだろう。」と上から目線で横柄に答えていたら、妻とは結婚できていなかったでしょう。
Mark is みなとみらい
ミスターワッフルの余韻を楽しみながら野毛山動物園を散策し終え、私たちはティータイムにありつくために、当時できたばかりだったMark is みなとみらいへ向かいます。「帰りに横浜駅に寄って自分用にミスターワッフルを買って帰ろうか」と思案していることを悟られずに、スマートに振舞いながらティータイムの場所を決めました。
- ジャンル:カフェ
- 住所: 横浜市西区みなとみらい3-5-1 MARK IS みなとみらい 3F
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- (写真提供:シャネちゃんママ)
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ティータイムの場所は「コクテル堂」。洒落た雰囲気のお店でした。名の知らぬ紅茶をオーダーし、ミスターワッフルの魅力について語らんとする自分を抑制しながら、初々しい会話を楽しみました。私は余裕のある態度を取りながら、妻の話を右から左へ流しつつ、ミスターワッフルのことを考えていたなんてことは決してございません。
そんなことをしていたら、きっと妻とは結婚できていなかったでしょう。
夕食へ
Mark is みなとみらいを散策していると、夕食の時間が近づいてきました。私としてはここでお開きにして、ミスターワッフルを夕食にしてしまおうという気持ちは微塵もござませんでした。ええ、本当に微塵もございませんでしたよ。
私は妻をその頃行きつけだったハンバーグ店「グリルアラベル」へと誘いました。横浜駅から少し離れていますが、落ち着いた雰囲気で美味しい黒毛和牛ハンバーグが食べられるお店です。ちなみに、妻を駅まで送った帰りにミスターワッフルにありつけるという算段のもとの行動ではありません。
なお、今だったらMark is みなとみらいから歩いて向かいますが(以下略)
グリルアラベル
お店には電話をしてから行くのがスマートです。もし、満席だった場合、その周辺には知っているお店が無かったので、博打になってしまうからです。2回目のデートで博打なんていけないでしょう。一応、ワッフルのことしか考えていないように見えて、ちゃんとそういうことは考えていたんです。
- ジャンル:ハンバーグ
- 住所: 横浜市西区浅間町1-20-7 林ビル 1F
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- (写真提供:moto1599)
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妻がハンバーグのソースに迷っている間中、私はこの後買って帰るワッフルは何味にしようかと考えておりました。「アーモンドを食べたから、アールグレイもいいな。でも、紅茶飲んだから焼きりんごかな?」などと考えるのは楽しく、至福の一時でございました。
なお、こちらのハンバーグはランチでも楽しめます。ランチをここにして、横浜駅に向かい、おやつ用のミスターワッフルを買い、帰ってダラダラするのが独身当時の私の休日の過ごし方でした。
見送り
その後、満足げにハンバーグの美味しさを語る妻を駅まで送る道すがら、私は買って帰るワッフルを決めたことで満足しておりました。
妻とお別れの言葉を交わし、横浜駅の改札前で手を振る私の足は、ワッフル買いたさに震えていたことでしょう。
この時、妻を最後まで見送らずそそくさとミスターワッフルに向かっていたら、きっと妻とは(以下略)
おわりに
以上、妻との2回目のデートを振り返るお話でした。如何です?完璧な横浜デートだと思いませんか!?野毛山動物園を映画館(横浜ブルク13)に変えてもいいでしょうし、田中屋でランチかディナーを食べるのもアリだと思います。
え?ワッフルのことばかり考えていて酷いですって!?違います違います。ワッフルのことを頭の片隅に置いて気を紛らわせておかないと、ベリーキュートな妻を相手に、理性を失ってしまいそうだったのです。今でもとってもプリチーですけど、当時からそれはそれは素敵な女性だったんです。